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IVVを気軽に国内で(FoY選外の優良投信⑪)

1655目論見書表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、でんです。本当によいと思える投資信託を投票で選ぶ「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020(FoY)」で惜しくも入賞できませんでしたが、優良またはコンセプトが面白いと思う投資信託や上場投資信託(ETF)を取り上げる連載です。第11回目は iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(1655)です。S&P500指数に連動する米国三大ETFの一つiシェアーズ コア S&P500 ETF(IVV)の東証上場版といえるETFです。優良な株価指数に低コストで投資でき、東証の取引時間にリアルタイムで売買でできます。

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東証の外国株ETFで流動性高い

1655概略

1655手数料
  • 経費率格安
  • マーケットメイク対象
  • 外国株配当課税の二重課税調整対象銘柄 

 1655は個別株のように取引時間内でリアルタイムに売買できます。信託報酬は年0.165%と格安です。ただし2022年6月21日までは0.0825%と一層格安になっています。ちなみに0.0825%の割引信託報酬の期限は本来今年6月まででしたが、1年延長されました。マーケットメイク対象銘柄で、S&P500指数の値動きと乖離しないように適正取引値の範囲内にマーケットメイカーが分厚い売買板を指しています。加えて外国株ETFの中では流動性が高く、数億円以上の巨額一括取引でもなければ「板飛び」の心配がなく売買できます。最低購入価格は3,450円程度と2558の14,000円弱よりも低くなっています。外国株ETFを買う上で重要な配当課税の二重課税調整対象銘柄にもなっています。日米の合計配当課税率が日本株の配当課税率と等しくなるように、日本国内の配当課税が調整されています。

2558と双璧をなす

1655上位銘柄

 1655はMAXIS 米国株式(S&P500)上場投信(2558)と双璧をなすS&P500指数連動の東証ETFです。正直どちらを選んでもいいと思います。通常時の信託報酬は2558の方が安いです。ただし、キャンペーン中に限れば1655の方が安くなります。最低購入単位の安さや流動性の面では1655に分があります。いずれも一部インターネット証券では売買手数料無料対象ETFになっています。ちなみに、楽天証券などで貸株を活用すれば、貸株金利を得られます。大半は年0.1%です。米国本国のETFよりも、売買手数料や為替手数料を考慮すれば、1655や2558の方が明確に有利だと思います。※個人投資家の一番安い為替手数料よりも、機関投資家の為替手数料の方が割安であると推定されています。※機関投資家の為替手数料は公開されていませんが、証券会社OBなどの証言などから推測されます。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さりありがとうございました。今後も機会を上げて取り上げたいと思います。

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