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株式投資に踏み出す人への一冊

まとめ
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 こんにちは、でんです。株式投資の一歩を踏みだそうとしている皆様を後押しできたらという思いで日々記事を更新しています。良質な書籍や米国株・全世界株のインデックス投資をしている個人投資ブロガーの記事を読み、納得してからスタートするのを勧めています。焦りは禁物です。今回は株式投資を始めようと考えている人や株式投資初心者に読んでほしい本を紹介します。

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投資の大原則

 米国の経済学博士で「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者バートン・マルキール氏、米国の資産運用会社でらつ腕をふるい「敗者のゲーム」を記したチャールズ・エリス氏の共著です。インデックス投資の名著中の名著を世に出した2人が、低コストのインデックスファンドへの長期投資、株式や債券への分散投資、積み立て投資について具体的に記しています。インデックス投資の原理と強みが分かりやすくまとまっています。「ウォール街のランダム・ウォーカー」はもちろん、「敗者のゲーム」より初心者向けで読みやすい内容になっています。

お金は寝かせて増やしなさい

 日本人のインデックス長期投資のパイオニアで、兼業個人投資家の水瀬ケンイチ氏による一冊です。株式を中心としたインデックス投資を15年以上実践されてきた苦労や悩みが記されており、追体験できます。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)など日本での株式インデックス投資を後押しする税制優遇制度を紹介しています。日本人向けにアレンジした分散投資の手法も記されています。特に債券投資の手法が参考になると思います。漫画の部分もあり、初心者向けの分かりやすい一冊です。株式投資の名著の中でも最難関クラスの「ウォール街のランダム・ウォーカー」の導入本としても最適です。筆者もこの本で理解の助けとしました。

3000円投資生活DELUXE

 家計再生コンサルタントの横山光昭氏がインデックスファンドへの長期、分散、積み立て投資を勧めている一冊です。まずは毎月3000円ずつ全世界株式のインデックス型投資信託に投資を始める方法を取り上げています。株式投資にとどまらず貯蓄や無駄な支出を抑えた家計改善の重要性を強調しています。つみたてNISAやiDeCoの制度概要や活用法、手数料の安いインターネット型の証券会社で始めることも勧めています。具体的な事例も紹介されています。

山崎元の“やってはいけない”資産運用

 経済評論家の山崎元氏が業界に忖度せずに、実践してはいけない投資手法をバッサリ切りこんでいます。当ブログで何度も問題点を指摘し、投資家に害でしかなく検討すらしてはいけないと言っている毎月分配型投資信託は一番最初に書かれています。このほか、アクティブファンドやテーマ型ファンド、運用通貨選択型投資信託、高信託報酬のインデックスファンド、ハイイールド(投資不適格債券を集めたジャンク)債券、仕組預金、外国為替証拠金取引(FX)などをダメだと言い切っています。私もこの本で駄目出しされている投資は、お勧めできないダメな投資手法だと同意しています。

 

 

 

 

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント [ バートン・マルキール ]

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感想(5件)

お金は寝かせて増やしなさい [ 水瀬ケンイチ ]

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感想(26件)

貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス [ 横山光昭 ]

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山崎元の“やってはいけない”資産運用【電子書籍】[ 山崎元 ]

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感想(0件)

 このブログに来ていただき、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。他にも紹介したかった初心者向けの本がありますが、収拾がつかなくなるので4冊に絞りました。最後に、読者の皆様がこれらの本や当ブログを読んで納得して株式投資を始めたらうれしいです。さらに、投資を始めて基本的なことがつかめるようになった人には、当ブログでも繰り返し勧めている「敗者のゲーム」(エリス著)、「ウォール街のランダム・ウォーカー」(マルキール著)、「インデックス投資は勝者のゲーム」(ジョン・ボーグル著)、「航路を守れ」(ボーグル著)などの名著を読まれるのを勧めます。

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