スポンサーリンク

「ヤマゲン節」に込められた思い

オルカン 株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、1月1日に65歳で死去した経済評論家山崎元氏の投資環境を良くしたいという熱い思いを記した追悼記事「故・山崎元さん(経済評論家)『正義の愉快犯に』信念貫く」が22日早朝、日経電子版に掲載されました。良心的な株式投資の記事を数多く執筆されている日経編集委員田村正之氏の署名記事で、山崎氏と田村氏の絆もうかがえる内容になっています。少額投資非課税制度(NISA)の拡充、投資信託の低コスト化など日本のインデックス投資を取り巻く環境が劇的に良くなったのは、山崎氏の功績が大きいです。「変化の一部は山崎さんが声を上げ続けてもたらされた。NISAの在り方にも助言をもらった」と明かす金融庁幹部の言葉も山崎氏への追悼記事にも記されています。多くの人に見ていただきたい記事だと思います。

楽天証券広告

 

SBI証券広告

 

スポンサーリンク

「正義の愉快犯を目指したい」

 田村氏が執筆した山崎氏への追悼記事は上のリンクからご覧ください。有料会員限定記事ですが、無料会員でも一定の回数は読むことができます。楽天証券に口座を開設し、取引アプリ「iSPEED」をダウンロードして日経テレコンからも読めます。追悼記事によると、山崎氏は10年ほど前に「正義の愉快犯を目指したい。正しいことを多くの人に、面白く伝え続けたいんだよね」と田村氏に胸の内を明かしていたといいます。「投資信託の99%はクズ」「大半の保険は不必要」「投資で怖いのは金融機関からの勧誘というん”ヒトのリスク”」などと厳しい批判を続けた事実を記事で紹介されています。個人投資家によるイベント「インデックス投資ナイト」に毎年無報酬で登壇を続けたり、若い投資家による少人数の飲み会に気さくに参加しよく全額を支払ったりしたエピソードも明かされています。一方で金融機関による講演依頼はほとんどなかったといいます。それでも、山崎氏がぶれずに「ヤマゲン節」を炸裂させまくっていたのは多くのインデックス投資家の記憶に残っている通りです。がんが再発した昨年春以降は執筆や寄稿、動画出演を加速させていました。その姿に自分の子どもをはじめ、多くの人に自分の知識や経験、正しい投資の考え方を残していきたいという山崎氏の熱い思いを感じずにはいられませんでした。一方で体が心配で「どうか無理しないで」と思っていたのも事実です。追悼記事ではさらに、山崎氏がこの世を去る半月前に田村氏とオンラインでやり取りした内容が明かされています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました