こんにちは、上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託の2022年6月末時点の純資産総額ランキングで、トップ20入りしている積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックス型の4商品はいずれも前月比で純資産総額を増やしました。ランキング2位のeMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)が上位20商品中最大増加額の前月比339億円増で、1兆2,547億円としました。少しずつですがトップとの差を詰めています。日経電子版が7日、報じました。1位の投資信託との差は5,000億円程度です。ぜひ逆転して純資産総額日本一に輝いてほしいと願っています。
優良インデックス型投信4商品がランクイン
つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託で純資産総額トップ20に入った4商品は、いずれも基軸となるS&P500、全米、全世界の各株価指数に連動している超優良で超低コストのインデックス型投資信託です。つみたてNISA、個人型確定拠出年金(iDeCo)などで運用の中心にふさわしいです。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)とSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)は先月に続き、ほぼ同じ純資産総額で競い合っています。楽天VTIは前月比110億円増で5,835億円の10位、SBIVOOは114億円増の5,816億円の11位となっています。いずれも順位を上げています。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)は前月比239億円増の5,597億円と伸ばしてきており、13位でした。
日経電子版の該当記事(該当記事は無料記事です)
毎月分配型などボッタクリ投信に注意
純資産総額ランキングトップ20には、多くが前月比で純資産総額が減っているものの依然として毎月分配型(毎月決算型)投資信託に代表される合法ぼったくり投資信託がしぶとく残り続けています。購入するだけで3%程度の手数料が発生し、毎年1~2%超の維持管理費(信託報酬)がかかり続けます。つみたてNISA対象の低コストインデックス型投資信託ならば、売買手数料は無料で、信託報酬は年0.1未満~年0.2%程度ですみます。特に毎月分配型投資信託は複利運用の原則にも反する最低最悪な劣悪金融商品であり、いかなる理由があろうと投資する価値は一切ありません。強引に分配金をねん出するために元本から取り崩すタコ足配当(分配)が当たり前のように行われています。さらに、複雑な金融派生商品(デリバティブ)取引を駆使したタイプまでがあります。老後の取り崩しには毎月分配型投信は存在意義があるなんて意見もありますが、全く同意できません。老後の取り崩しには低コストインデックス型投資信託を証券会社の定率売却サービスを活用したり、必要額をその都度売却したりすれば済む話です。そもそも、購入コストや維持コストがボッタクリレベルにかかる毎月分配型投資信託を使う余地はありません。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今回は少しだけおまけがあります。
SlimS&P500に2,000円投資しました
先週の広島カープは2勝3敗でした。よってSlimS&P500を2,000円投資しました。少しでも多く投資ができる月になるとありがたいです。
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