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低コスト隔月分配型投信は「(自主規制)」

注意 株式投資の心構え
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 こんにちは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは2024年1月11日から低コストインデックス型の株式や債券の投資信託の運用開始をすると発表しました。S&P500指数連動や全世界株価指数、先進国株価指数連動の投資信託はまだしも、国債や社債に投資する投資信託はあろうことか隔月分配型です。元本から払い出す特別分配金(タコ足分配、タコ足配当)上等の商品設計とみられ、たとえeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)などの超低コスト投資信託以下の運用管理費(信託報酬)だったとしても、投資を検討する価値すら皆無だと思います。私が低コスト隔月分配型に対する印象及び感想は「(自主規制)」です。

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NISAの成長投資枠対象…

https://www.ssga.com/library-content/assets/pdf/apac/announcements/2023/ja/20231221-fund-announcement.pdf

 リンク先にある株式の4本は詳しい論評はしませんが、信託報酬は安いと思います。S&P500指数や全世界株式、グローバル株式(先進国株式)インデックス型は投資先としてしごく真っ当だと思います。目論見書や月次レポート、運用報告書を確認し、指数への連動度合い、実質コスト、純資産総額の集まり具合などを見てから投資するかどうか判断すればいいと思います。後半の国債や社債に投資する投資信託は信託報酬や投資対象に大筋で問題はないと思いますが、隔月分配型の時点で論外としか判断できません。いわば門前払いであり、書類選考で文句なしに不合格となるレベルです。あろうことか少額投資非課税制度(NISA)の成長投資枠になる見込みだとしています。非上場投資信託の分配金は百害あって一利なしです。繰越分配対象額や値上がり益、元本といったインデックス型上場投資信託(ETF)では制度上認められない原資までを分配可能です。さらに、非上場投資信託の分配金はNISAとの相性は最悪です。受け取れば運用効率は著しく落ちますし、再投資しようとすれば年間投資上限額や生涯投資上限額を消費してしまいます。これに対し、つみたて枠対象の分配金を出さずにファンド内で配当金・分配金及び利子を再投資している投資信託は再投資時に一切の非課税投資枠を消費することなく、効率的に複利運用ができます。そもそも、分配金は天から降ってくるわけでも、投資信託からのおこづかいでもありません。投資家の皆様がお金を出資し、運用している資産から取り崩しているだけです。非上場投資信託の毎月分配型や隔月分配型をことさらにありがたがっている人を、銀行や証券会社の「優秀な」営業担当者は「〇〇(自主規制)」もしくは「〇〇(自主規制)予備軍」だと思って手ぐすね引いていると耳にしたこともあります。

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