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株価指数米国編

米国国旗 株式投資の心構え
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 こんにちは。でんです。当ブログでは米国株や全世界株のインデックスファンドへの長期、分散、積み立て投資を繰り返し勧めています。用語解説などで主な株価指数を端的に説明しましたが、日本で投資できる主要な株価指数と連動するおすすめの投資信託を紹介します。今回は米国です。米国は世界最大級の経済・軍事大国で、全世界の時価総額の半分以上を占めます。株主優先の文化、株式投資家がしっかりと守られている法整備、技術革新が起こりやすい企業風土、お金や資産を持つ人が尊敬を集める価値観、先進国で唯一の人口増加国、歴史的に長期的に右肩上がりの株価と、投資先として一番魅力を感じる国です。

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つみたてNISA対象株価指数

  • S&P500指数(時価総額上位500余社指数)
  • CRSP USトータル・マーケット・インデックス指数(全米株価指数)
eMAXIS Slim S&P500
eMAXIS Slim S&P500の組み入れ上位10業種、上位10銘柄など(月次レポートより抜粋)

eMAXIS Slim S&P500(SlimS&P500)の組み入れ上位10業種、上位10銘柄など。三菱UFJ国際投信月次レポートより抜粋※11月30日現在 https://emaxis.jp/


 世界で最も注目され、各国の株価指数への影響力が一番大きいとされるのがS&P500指数です。日本国内のS&P500指数に連動する投資信託で最も時価総額が大きいeMAXIS Slim S&P500(SlimS&P500)の月次レポートによると、組み入れ上位はアップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグル)、フェイスブック(いわゆるGAFAM)バークシャー・ハサウェイ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどです。今年に入り株価が急騰しているテスラが月内に組み入れられ、上位に食い込む見通しです。セクター別構成比率は11月30日現在でソフトウェア・サービス13.7%、メディア・娯楽8.9%、小売7.7%などとなっています。市場をけん引しているハイテク系が多いですが、幅広く分散されています。実は組み入れ銘柄は全米株式指数はほぼ同じ銘柄が上位です。平均リターンは年7%程度で、世界大恐慌、リーマンショックなどの数々の暴落を乗り越え、長期的に右肩上がりに上昇してきました。

S&P500.1113
S&P500の100年以上の長期チャート。世界大恐慌、ブラックマンデー、リーマンショック、新型コロナショックを乗り越え右肩上がりで上昇している

S&P500の100年以上の長期チャート。世界大恐慌、ブラックマンデー、リーマンショック、新型コロナショックを乗り越え右肩上がりで上昇しています。チャートはtradingview日本語版 https://jp.tradingview.com/ より引用。

この指数に連動したお勧め投資信託は

SlimS&P500 信託報酬年0.0968%

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)信託報酬年0.0938%※楽天証券扱いなし

 

楽天VTI
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の組み入れ上位業種、上位銘柄など(月次レポートより抜粋)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の組み入れ上位業種、上位銘柄。楽天投信投資顧問の月次レポートより抜粋※11月30日現在 https://www.rakuten-toushin.co.jp/beginner/special/vanguard/

 米国の大型株から小型株まで3500社超の上場企業全体に投資できるのがCRSP USトータル・マーケット・インデックス指数(全米株価指数)です。組み入れ上位銘柄はS&P500指数とほぼ同じですが、こちらは株価急騰前から(というか上場以来)テスラにも投資しています。全体の時価総額の8割がS&P500指数の銘柄です。全米株価指数に連動した日本国内唯一の投資信託である楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の月次レポートによると、セクター別構成比率は10月末現在でテクノロジー26.5%、一般消費財16.3%、ヘルスケア14.0%、資本財13.3%などとなっています。S&P500指数と同じセクターが広く分散されています。リターンもS&P500指数とほぼ変わりません。細かく言えば直近10年はS&P500指数がわずか(誤差程度)に上回っていますが、時期によっては全米株価指数の方が上回る場合もあります。米国株投資・分析の第一人者で著名な在米日本人アナリスト広瀬隆雄氏は長期の資産形成手段として全米株価指数(または全世界株価指数)に連動したインデックス指数への投資を勧めています。当ブログも同じ信託報酬ならば、中小型株まで幅広く分散投資ができる全米株価指数へのインデックス投資がより良いと感じています。(S&P500指数への投資がお勧めであるのは何ら変わりありません。好みの問題とも思います)。

お勧めの投資信託
楽天VTI 信託報酬年0.162%

つみたてNISA対象外株価指数

 つみたてNISA対象外の主要株価指数にダウ工業株30種平均(ダウ平均、代表的な30社の株価平均)、NASDAQ100指数(NASDAQ市場上場の金融株を除く時価総額上位100社指数)などがあります。ダウ平均は新聞やテレビで毎日報道される指数で一般に知名度が高いです。しかし、世界中の機関投資家はダウ平均よりS&P500指数に注目し、投資判断をしているとされています。各国の株価もS&P500指数の値動きに大きく影響を受けています。売買高もS&P500指数連動の投資信託や上場投資信託(ETF)の方が大きいです。NASDAQ100指数はGAFAMなどのハイテク株の割合が高く近年、大きく株価を伸ばして投資家から人気を集めています。日本の芸能人に例えるなら佐藤健氏、ユーチューバーでいうとヒカル氏といったところでしょうか(あくまで個人の主観)。それぐらい勢いがあります。ちなみに、筆者は芸能関係は全く詳しくありませんのでご注意願います。一方で2000年代に直近高値から80%もの大暴落をし、15年近く高値を超えられない時代もありました。時代による浮き沈みが激しい指数です。そう考えるとヒカル氏とする例えはしっくりくる感じがします(笑)NASDAQ100指数などは今後機会を見て取り上げていきたいと思います。

 このブログに来ていただき、最後まで読んでくださりありがとうございました。最後はくだけた感じになりましたが、硬い話が多いのでたまにはユーモア(?)も交えたいと思います。皆様と成長していければ幸いです。

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