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投資は納得してから

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。当ブログは一貫して、株式への長期、分散、つみたて投資を勧めています。投資対象の中心として米国株や全世界株のインデックス投資信託を挙げ、これらの投資と相性が抜群の少額投資非課税制度のつみたて型(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)を紹介してきました。楽天証券などのインターネット証券会社での運用がいいと考えています。しかし、他人が勧めているだけを理由に、自分で仕組みを理解しないまま投資を始めるのは危険だと考えます。焦って銀行や店舗型証券会社、保険会社に駆け込んでつみたてNISAやiDeCoを始めるのは最悪な選択になりかねません。

  • 流行に気を付ける
  • 理解できないものに投資しない
  • 銀行、店舗型証券会社、保険会社に注意

 銀行や店舗型証券会社の営業マンは「AI(人工知能)」「IT」「ヘルスケア」「ハイテク」「ロボアド」などの流行の投資対象や新しい投資手法をやたらと勧めてきます。10年ぐらい前にはグローバルソブリン(グロソブ、全世界の国債・政府債)投資が流行しました。グロソブは最悪の投資信託といえる毎月分配型が中心でした。本人が投資手法やリスク、手数料を理解した上で始めるのであれば問題はない(上記に列記した投資を主軸に置くことを筆者個人は全くもってお勧めしない)ですが、仕組みを分からずに言われるがままに高い手数料を払って投資するのは投資家にとっていい行動とは言えません。これらのはやりの分野の投資法は人気があり、買った時点では割高であるケースがほとんどです。ブームが過ぎれば割高は解消されます。グロソブの凋落ぶりを見れば一例として証明されていると思います。ちなみに、毎月分配型投資信託は商品の仕組みを理解すれば、検討すらしてはいけない金融商品と分かると思います。毎月分配型投資信託の問題点は今後取り上げます。たとえ、筆者が勧める米国株や全世界株のインデックス投資だとしても、しっかりと理解してから始めるのを強く勧めます。理解しないまま焦って始めると暴落時に不安で狼狽(ろうばい)売りしたり、強気相場で生活防衛資金まで株式に突っ込み過ぎてハイリスクな状態になったりしかねません。

 老後2000万円問題や新型コロナショックなどで証券口座の開設が増えていると報道がありました。乗り遅れてはいけないと、営業マンの誘いに乗ったり焦ったりして銀行や店舗型証券会社、保険会社で投資を始めるのは危険と言わざるを得ません。店舗は駅近くの一等地にあり、銀行員や証券マン、保険の営業員は一般に高額の給料を得ています。物件の賃料や人件費などに高い維持コストがかかっているため、彼らの多くは当ブログで勧めるような売買手数料が無料で信託報酬が年0.25%以下のインデックスファンドは勧めません。(そもそも銀行や店舗型証券会社にその手の金融商品は少なく、リストの下の方に目立たなく書かれています)。売買手数料が1~3%かかり、信託報酬が年1~2%がかかる銀行や店舗型証券会社の利益になる金融商品を勧めてきます。さらに数年で商品を乗り換えさせて売買手数料を稼ぐ「回転売買」に誘い込むケースもあります。これが日本郵政グループが高齢者に行っていた不祥事のひとつです。投資に関しては銀行や店舗型証券会社、保険会社に近づいてはいけません。言葉を悪く言えばネギを背負ったカモを待ち構えているハンターがたむろしている場所とさえ言えます。とにかく投資に関する本や個人投資家のブログを読んだり、YouTubeなどを見たりして落ち着いて自分で調べ、考えて、納得してから投資をするのを勧めます。当ブログが一助になれば幸いです。

カモネギ

 このブログに来ていただき、記事を読んでくださり、ありがとうございます。当ブログでは同じ投資家として、参考になる情報を今後も紹介していきたいと思います。皆様とともにスキルアップしていければうれしいです。

 

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