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ドコモ、マネックス証券を子会社化

株式投資の心構え
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 NTTドコモ(ドコモ)は4日、証券業に参入すると発表しました。マネックスグループ(マネックスG)と共同出資会社を作り、傘下にマネックス証券を置きます。ドコモの出資額は500億円で、マネックス証券はドコモの子会社になります。日経など国内外の新聞社、通信社が一斉に報じました。5日付日経朝刊によると、ドコモは利用者向けにマネックスと連携した資産形成サービスを提供し、金融関連事業を拡大するとしています。投資信託のクレジットカード積み立て決済手段がマネックスカードまたはdカードの選択制になるのか、あるいは併用できるのか、マネックスカードやdカードと、d払いを併用した投資信託積み立てが可能になるのかなど、個人的な注目点はあります。ひとまず、マネックスGやマネックス証券が携帯キャリアの巨人ドコモの傘下に入り、財務基盤が安定することはプラス面だと思います。

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ドコモとマネックスの様々な連携検討

日経電子版でも読めます(有料会員限定記事です)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC042S20U3A001C2000000/ 

 ドコモは携帯キャリアの中で唯一、グループ内に銀行や証券会社がなく、金融を軸にした経済圏づくりで出遅れが指摘されていました。5日付日経朝刊によると、持ち株会社はドコモマネックスホールディングス(HD)になります。出資比率はマネックスGが50.95%、ドコモが49.05%です。ドコモの出資比率は過半数に満たないですが、ドコモが取締役の過半数を指名する権利があることから、会社法や会計基準で定める実質支配力基準でドコモの連結子会社になるといいます。ドコモとマネックスのアカウント連携、マネックスの取引でのドコモのポイントサービスや決済手段の導入、ドコモのスマホ決済サービス内での投資サービス提供などを検討していると報じています。会見でドコモとマネックスのトップは2024年から始まる新少額投資非課税制度(新NISA)を意識した連携タイミングであるとにじませています。d払いに関する連携は可能な限り早めたいと語っています。今後のマネックスとドコモの動きに注目したいです。

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