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インデックス指数全世界株式編

世界の国旗 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。全世界株式のインデックスファンドへの投資は基本かつ王道です。数年前までは全世界株式の投資信託は割高で先進国、新興国、日本(日本を入れるかは好み)の各インデックス投資信託を組み合わせて投資をするしか事実上選択肢がありませんでした。時価総額や自分好みの配分にするためには、最低年1回のリバランスが必要でした。今では良心的な信託報酬の全世界株式インデックス投資信託があり、1本で全世界の株式に投資ができます。日本株のありなしも選べます。ITバブルショック、リーマンショックなどを乗り越え、インデックスファンドへの長期投資を続けてこられた個人投資家の先輩方、コスト引き下げへ血のにじむような努力をしてきた運用会社、販売会社、信託銀行に感謝です。ここでは時価総額加重平均の指数に連動しており、つみたてNISA対象のインデックスファンドを紹介します。

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全世界株式(日本含む)

  • MSCI ACWI
  • FTSE 全世界株式

 いずれも全世界株式の時価総額加重平均の株価指数です。MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)は世界の大・中型株約3000銘柄に投資し、世界の時価総額の85%をカバーしてます。FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(全世界株式)は世界の大・中・小型株約9000銘柄が投資対象で、世界の時価総額の95%を組み入れています。いずれも約50カ国・地域に投資しています。ちなみに、MSCIは韓国を新興国、FTSEは韓国を先進国として分類しています。

 MSCI ACWIのお勧め投資信託はeMAXIS Slim 全世界株式(Slimオールカントリー)です。信託報酬は年0.1144%です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)(三菱UFJ国際投信より)

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の国別投資先。三菱UFJ国際投信より https://emaxis.jp/

 FTSE全世界株式ならば楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を勧めます。信託報酬は年0.212%です。

楽天VT
楽天VTの投資先ETFであるVTの国別投資先(バンガード・インベストメンツ・ジャパンより)

楽天VTの投資先である米国上場投資信託(ETF)のVTの国別投資先上位。バンガード・インベストメンツ・ジャパンより https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/home.htm

全世界株式(除く日本)

  • MSCI ACWI(除く日本)

 全世界株式(除く日本)はMSCI ACWIから日本株を除いた指数です。日本株は個別株で運用している人や日本株への投資を避けたい人にとって有力な指数です。個人的にはこちらの方が好みです。理由は日本円で給料をもらい、日本円で生活し、年金も日本円でもらうからです。資産の国際分散、通貨分散の観点から、主軸とする株式投資に日本の株式を組み入れる必要性は感じないからです(サブ的な投資として日本の個別株は持っています)。加えてここ数年の日本株の上昇が日銀の上場投資信託(ETF)買い入れによるものが大きく、将来続く保証がないとも感じています。確かに筆者も日本株は割安銘柄が多い点などから、今後10年で短期的に伸びる可能性があると予想しています。しかし、人口減少や経済の縮小傾向という大きな流れは変わっておらず、20年以上の長期投資先としての魅力は感じられません。ちなみに、海外に住み日本円で生活していない人には話は別です。分散投資先の一つとして日本株も組み入れた方がいいと思います。日本を除いた全世界株式インデックスの方がいいというのは、あくまで筆者自身の好みです。投資の王道はあくまで日本を含めた全世界株式投資であると申し添えます。

 推奨投資信託にはeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)があります。信託報酬は年0.1144%です。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(三菱UFJ国際投信より)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の組み入れ国。三菱UFJ国際投信より https://emaxis.jp/

 2回にわたり、米国株と全世界株の株価指数とお勧め投資信託を取り上げました。お気づきの方も多いと思いますが、紹介してきた6つの投資信託は筆者がつみたてNISAやiDeCoで勧めていたものと同じです。どれも売買手数料が無料で、信託報酬が安く、純資産残高が右肩上がりで成長しています。筆者が1番信頼を置いている投資信託のランキング「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でも上位に入っています。何を選んだとしても正解だと思います。※銀行や証券会社の投資信託ランキングは自分たちが売りたい高手数料で投資家にとって不利な商品が上位に来ているケースが多いので参考にならないケースがほとんどです。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」公式サイト http://www.fundoftheyear.jp/2020/

 このブログに来ていただき、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。皆様とともに歩んでいければ幸せです。

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