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りそな、iDeCo給付金の受取手数料無料に

りそなiDeCo給付金受取手数料無料 時事問題
イメージはChatGPTで生成
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 りそなホールディングス(りそなHD)は今月から個人型確定拠出年金(iDeCo)の給付金の受取手数料を撤廃しました。日経電子版が6月30日報じました。報道によると、無料化は国内初です。1回440円発生していた手数料を無料化し、分割での受け取りを促してより長期の資産運用につなげたいとしています。傘下のりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行の4行が対象になるといいます。りそなHDでiDeCoを運用し、取り崩そうとしていた人にとって朗報だと思います。りそなHDの決断に拍手を送りたいと思います。楽天証券、マネックス証券、SBI証券、そしてiDeCoで低コスト投資信託を揃えて「iDeCoドリームチーム」を形成している松井証券が追随するかどうか注目したいと思います。いや、ぜひ追随してほしいと切に願います。後述する運用資産の長期化効果が見込めるため、運営管理機関(金融機関)側にもメリットはあると思います。

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飛びついて移管する必要なし

りそな系4銀行、iDeCo給付金の受取手数料を無料に 国内初 - 日本経済新聞
りそなホールディングス(HD)は7月から個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の給付金の受取手数料を無料にする。1回につき440円かかっていた。手数料をなくすことで分割での受け取りを促し、より長期の資産運用につなげる。無料化は国内初になる...

 詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください(有料会員限定記事)。報道によると、りそなHDはiDeCo加入者の運用資産の長期化を図ることで、運用資産の急減を図る狙いがあるという見立てもあります。ちなみに、りそなHD参加銀行のiDeCo運営管理手数料は大手ネット証券のiDeCo同様に無料です。しかし、iDeCoの運営管理機関を変更する場合は一般に移管手数料4,400円が発生します。しかも、りそなのiDeCoで購入できる投資信託は投資対象や手数料の面などから及第点といえる水準の商品もありますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を購入できるマネックス証券や松井証券、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(楽カン)に投資できる楽天証券、eMAXIS Slim 全世界株式(スリム除く日本)を選べるSBI証券と比較すると手数料は誤差レベルとはいえ、純資産総額規模などを比較するとどうしても見劣りするのは否めません。これら大手ネット証券にiDeCo口座があるならば、わざわざ移管手数料を払ってまで乗り換える必要は全くないと思います。

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