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有名アクティブ型投信(Fund of the Year 2022⑦)

ひふみ投信表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」でランクインしたトップ20の投資信託や上場投資信託(ETF)を今年も不定期連載で紹介しています。第7回目はひふみ投信です。超有名ファンドマネジャー藤野英人氏らを中心に運用していることで知られる日本株の超人気アクティブ型投資信託です。

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日本株中心

ひふみ投信現状
ひふみ投信手数料

 ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークス(レオス)が運用する日本株が中心のアクティブファンドです。レオスのホームページによると、日本株の割合が9割程度です。藤野氏やアナリストが実際に企業に足を運び、成長すると判断した企業や割安だと判定した企業を選定します。財務指標などの「定量」と経営方針などの「定性」の両面から調査し、投資先を選んでいるとしています。アクティブファンドの中では数少ない少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象となっています。運用管理費(信託報酬)は年1.0780%で、アクティブ型の中では相対的に安いと思います。ただし、低コストインデックスファンドの数倍から十倍ほどの信託報酬で、はっきり言って高いです。信託財産留保額はかかりません。分配金を出しておらず、配当課税を繰り延べながらファンド内で配当再投資による複利運用ができます。購入時手数料は無料です。ただし、銀行や店舗型証券会社で販売している類似投資信託のひふみプラスを買うと最大3.3%の購入時手数料が発生してしまいます。購入を検討する場合には特に注意が必要です。

【お勧め投資本】

 

直販が圧倒的有利

ひふみ投信料金②
ひふみ投信の「資産形成応援団」。類似のひふみプラスより圧倒的にひふみ投信の方が有利

 ひふみ投信に類似した投資信託にひふみプラスがあり、こちらはインターネット証券会社に加え、対面型証券会社、銀行などの多くの金融機関が販売しています。購入時手数料に注目してください。最大3.3%負担とあります。楽天証券などでは購入時手数料はかかりませんが、店舗型証券会社や銀行などの多くでは手数料を負担することになります。しかし、直販型のひふみ投信ならば購入時手数料がかかりません。しかも、運用期間が10年を超えると信託報酬の4割に相当する0.4%分が還元されます。ひふみプラスの純資産総額に応じた還元率よりもはるかに有利です。ひふみ投信とひふみプラスは同じマザーファンドで同じ銘柄に投資しています。違いは経費率のみです。つまり、直販のひふみ投信で運用するのが有利です。アクティブファンドながらも長期的な保有を後押しするやり方は評価できます。なお、個人的には投資対象として検討したことがありません。

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