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eMAXIS ブロガーミーティング延長戦

オルカン表紙 株式投資の心構え
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 こんにちは、1日夜に開かれた三菱UFJ国際投信(三菱AM)の「eMAXIS ブロガーミーティング延長戦」にオンラインで参加しました。前回、時間内に収まらなかったので経済評論家の山崎元氏、投資助言・コンサルティング会社CIOの小松原宰明氏、三菱AM常務の代田秀雄氏が再び放談会形式で資産配分や資産形成期とリタイアメント期の考え方について議論しました。山崎氏はぶれないしド正論の「山元節」をぶちかましてばかりでした(笑)

前回のeMAXIS ブロガーミーティングを扱った当ブログの記事です

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「低コスト全世界株と変動10でOK」

オルカン表紙
個人向け国債2023年3月新発

 小松原氏が「教科書的な例」とした上で、自社制作のスライドを基に「同じリターンならばより低いリスク」「同じリスクならばより高いリターン」となるリターンとリスクの組み合わせを結んだ線「効率的フロンティア」を紹介し、リスクの高低に応じた最適な資産配分例を紹介しました。これに対し山崎氏はこの手の最適な資産配分は運用金額が莫大で全額運用が強いられ毎年の投資金額や一定期間までの必要金額が予測できる年金基金などの機関投資家は別として、少なくとも個人投資家には不要と訴えました。個人投資家は①入金額や将来の必要金額は変わりやすい②個人投資家は投資金額の調整でコントロールできる―と理由を挙げ、リスク資産は低コストの全世界株インデックス型投資信託(全世界株)、無リスク資産は個人向け国債変動10年(変動10)に投資をすれば十分としました。機関投資家が実施するような資産配分よりも全世界株と変動10の比率調整の方がシンプルで分かりやすく手数料が安く済むと付け加えました。リスクに関し、個人投資家は金額ベースで考える方が分かりやすいとしました。さらに、「株式は絶対がないから高い期待リターンがある」と語りました。

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同じ運用方針でOK

 資産形成期とリタイア後の資産運用に関し、小松原氏は期待リターン(推計リスク)別の予想残高や取り崩し運用の資産額推移のシミュレーションを図で紹介しました。期待リターン(推計リスク)が高い運用の方が平均的には資産寿命(資産が枯渇するまでの期間)を伸ばしやすい傾向があると話しました。山崎氏は平均余命+10年を見積もって取り崩していくもの一つの手としながらも、「必要があれば必要な分だけ取り崩す」考え方で問題ないと語りました。「資産形成期も、取り崩し期も、同じ運用をし、必要ならば取り崩す」と述べました。年齢ごとにリスク資産と低リスク資産を調整するターゲットイヤー型投資信託は「この手の商品に引っかかるのは賢くない(笑)」と「山元節」が炸裂しました。さらに、「お金のことはシンプルに合理的に考える」と強調しました。さらに個人型確定拠出年金(iDeCo)との関係について、収入がある場合は優先順位は①iDeCo②少額投資非課税制度(NISA)-と述べました。2024年から導入予定の新NISAになっても優先順位は同じとのことです。現行のつみたてNISAは新NISAとは別の枠で使えるので、運用を続けるのがいいと付け加えました。

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