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216本中12本、アクティブがインデックスに勝つ難しさ

先進国株式アクティブファンド 株式投資の心構え
イメージはChatGPTで生成
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 金融庁の「資産運用サービスの高度化に向けたプログレスレポート2026」に、アクティブファンドとインデックスファンドを考えるうえで興味深いデータがあります。先進国株式アクティブ型216本について過去10年間のリターンを比較したところ、S&P500連動インデックス型の平均リターンを上回ったのは12本でした。割合にすると約5.6%です。かなり厳しい数字に見えます。ただし、「アクティブファンドがインデックスに勝てる確率は5.6%」と単純化するのは適切ではありません。先進国株式カテゴリーには、米国株中心の商品だけでなく、欧州などを含む商品や、成長株、割安株といった運用スタイルの違いもあります。すべてのファンドがS&P500と全く同じ土俵で運用しているわけではありません。それでも、長期間にわたり市場平均を上回るアクティブファンドを、投資する時点で事前に見つけることが難しいという点はよく表していると思います。結果を見た後ならば「このファンドを買えばよかった」と簡単に言えます。しかし、10年前に216本の中から将来勝つ12本を選び、そのまま保有し続けられたかとなると話は別です。

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優秀だとしても今後も続く保証は…

先進国株式アクティブファンド
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 一方で、興味深い点もあります。純資産総額1兆円超で10年以上の運用実績を持つ大型アクティブファンド5本のうち3本は、この12本に含まれていました。アクティブ運用が全部駄目という話ではありません。優秀な商品が存在するのも事実です。ただ、その優秀さが今後も続く保証はありません。運用担当者の交代、投資環境の変化、ファンド規模の拡大などによって成績は変わります。過去に勝った商品が次の10年間も勝つかは分かりません。だからこそ、個人的には資産形成の中心は「長期分散低コスト」に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドで十分だと思います。市場平均を低いコストで保有すれば、将来の勝ち組ファンドを探し続ける必要もありません。アクティブファンドに投資すること自体は自由です。ただし、「過去10年で強かったから今後も強い」と考えず、コストや運用方針を理解したうえで、資産の一部で楽しむぐらいの距離感が無難だと思います。

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