資産運用では、リスクを取りすぎるのも、反対に恐れすぎて全く取らないのも、どちらも注意が必要です。株式などのリスク資産を多く持ちすぎれば、相場下落時に資産が大きく減り、不安に耐えられず売却してしまうかもしれません。一方、普通預貯金だけで長期間保有し続ければ、物価上昇によって実質的な価値が目減りする可能性があります。大切なのは、自分が受け入れられるリスクの範囲内で、リスク資産と無リスク資産を組み合わせることです。リスク資産は「長期分散低コスト」の条件に合う時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド、無リスク資産は個人向け国債変動10年やMRF、普通預貯金などが分かりやすいと思います。
下落に耐えられる資産配分か

相場が好調な時は、もっと株式を増やしたくなるかもしれません。反対に、株価が下がると、すべて売って現金にしたくなることもあります。しかし、その場の感情で資産配分を変えると、高値で買い、安値で売るような残念な結果になりかねません。人間は相場が動くと急に賢くなった気になりますが、だいたい錯覚です。今の資産配分で大きな下落にも耐えられるか、将来必要なお金を確保できているかを定期的に確認し、必要なら調整する。リスクは避けるものでも、最大限取るものでもありません。自分の生活に合う範囲で引き受け、淡々と管理していくことが大切だと思います。

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