投資信託の最大のメリットは、少額から幅広く分散投資できることだと思います。個人で世界中の株式を直接買い集め、国や地域、業種ごとの比率を考え、必要に応じて調整し続けるのは現実的ではありません。時間も手間も知識も必要になります。普通に生活して仕事をしている個人投資家がそこまでやるのは、なかなか厳しいです。
世界中の企業に幅広く

しかし、投資信託ならば1本買うだけで、多くの銘柄にまとめて投資できます。特に「長期分散低コスト」の条件を満たす時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドならば、世界中の企業に広く分散し、その時々の市場平均に近い形で投資できます。自分で個別企業を選んだり、国ごとの配分を細かく調整したりする必要はほとんどありません。これは本当に大きな利点です。また、低コストのインデックスファンドを選べば、運用管理費用をかなり抑えられます。投資の世界では、将来のリターンは読めません。しかし、コストはある程度事前に分かります。高コスト商品を避け、低コスト商品を選ぶだけでも、長期では大きな差になりえます。ここを軽く見ると、金融機関への寄付活動になりかねません。もちろん、投資信託にもリスクはあります。株式型なら大きく下落する時期もあります。だからこそ、受け入れられるリスクの範囲内で投資し、個人向け国債変動10年やMRF、普通預貯金などの無リスク資産と組み合わせることが大切です。投資信託は魔法の商品ではありません。ただ、うまく使えば、個人投資家にとって非常に便利で強力な道具です。無理に相場を読まず、低コストで広く分散し、淡々と続けられる。そこに投資信託の大きな価値があると思います。

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