家計で保有する2月の普通預金の伸び率は前年同期比で0.6%と比較可能な2000年以降最低になりました。26日付日経朝刊1面で報じました。残高は412兆4,725億円です。定期預金は4.5%増の156兆3,647億円、投資信託は21.3%増の165兆円、株式は22.6%増の342兆円です。報道によると、物価高から資産防衛が課題となり、利回りの高い金融商品に流れていると分析しています。報道でもある通り、変動率が激しい生鮮食品を除く消費者物価上昇率は2022年に2%を超えています。投資信託や株式に家計の資金が流れるのは自然な流れだと思います。

リスク許容度の範囲内で資産配分を守る
家計の普通預金、伸び過去最低に 物価高対応で高利回りシフト鮮明 – 日本経済新聞
長く続いてきた家計の普通預金の増加傾向が初めて止まりつつある。2月の前年同月比の伸び率は0.6%と比較可能な2000年以降で最低になった。物価高からの資産防衛が課題となり、家計の貯蓄は利回りの高い定期預金や金融商品に流れている。伸び率はコロ…
詳しい記事の内容は該当日付の朝刊や上のリンク(有料会員限定記事)をご覧ください。家計の資産が投資信託や株式に流れるのは「そりゃそうだ」と思う一方で、大切な心構えを忘れてはいけないと強く思います。投資信託や株式は相応のリスクがあります。広く分散された時価総額加重平均型の全世界株式インデックス投資信託はここ10年のように大きなプラスリターンをたたき出す局面も確かにあります。一方で運が悪いと高値から半値以下にさえなりえます。こうしたいい時も、悪い時も含めて、数十年単位ではプラス数%程度はおおむね見込めそうだという資産クラスです。だからこそ、市場に可能な限り長くいられるように、受け入れられるリスク(リスク許容度)の範囲内で全世界株式インデックス投資信託と、個人向け国債変動10年(またはMRF、普通預金)の配分を守って運用し続けることがとても重要です。

コメント