こんにちは、上場投資信託（ETF）を除く国内公募追加型株式投資信託を運用する運用会社のうち、2022年度の年間資金流入額首位は三菱UFJ国際投信（三菱AM）の１兆8,421億円でした。純資産総額も11兆3,161億円で、前年度から１兆3,838億円増加しトップに立ちました。日経電子版が報じました。日経電子版によると、低コストインデックスファンドシリーズeMAXIS Slim（スリム）シリーズが資金流入の原動力になりました。低コストインデックス型に資金が集まることは、運用効率が高まり実質コストの削減につながりやすく、ファンド運用にとっても、投資家にとっても、望ましいです。
日経電子版の該当記事
スリム米国株式、オルカンだけで65％弱
日経電子版によると、三菱AMで特に資金流入したのが積み立て型少額投資非課税制度（つみたてNISA）対象の低コストインデックスファンドのスリム米国株式とスリム全世界株式（オルカン）です。スリム米国株式は2022年度に7,312億円、オルカンは4,618億円増加しました。ETFを除く個別の国内追加型株式投資信託全体でも流入額１位、２位です。２商品だけで計１兆1,930億円の増加額になり、三菱AMの資金流入額の65％弱を占めます。なお、個別の流入額３位は楽天投信投資顧問（楽天AM）の楽天・全米株式インデックス・ファンド（楽天VTI）で、2,879億円です。楽天VTIもつみたてNISA対象の低コストインデックスファンドです。楽天AM全体では4,301億円の流入額ですので、67％を楽天VTIが占めます。なお、楽天AMは運用会社別では６位となっています。一方で当ブログの記事では名前を伏せますが、悪名高い毎月分配型投資信託で資金流入額を稼いだ運用会社も上位に入っています。この会社は前の年には金融派生商品（デリバティブ）取引を駆使した某超ハイリスク投資信託で資金を集めていました。この運用会社に対するコメントは差し控えますが、毎月分配型投資信託は何があっても投資してはいけない劣悪金融商品の一つです。なお、この運用会社は純資産総額を前年比で減少させています。過度な分配金の支払いが原因の一つとみられます。なお、2024年からの新NISAで、毎月分配型やデリバティブ取引を駆使した投資信託は投資対象から除外されます。至極当然の判断です。
３、４月は５割
先々週の広島カープは２勝４敗でした。よってeMAXIS Slim 米国株式（スリム米国株式）に2,000円を投資し、約定しました。なお、先週は２勝３敗だったため、スリム米国株式に2,000円投資します。３、４月のカープは開幕４連敗スタートから立て直し何とか５割をキープしました。かなり不安な点もありますが、何とか大きく星を落とさずに戦っていければと思います。
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