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米国株ほぼ100%カバー(Fund of the Year 2022⑧)

楽天VTI表紙 Fund of the Year
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 こんにちは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」でランクインしたトップ20の投資信託や上場投資信託(ETF)を今年も不定期連載で紹介しています。第8回目は楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)です。米国の株式市場に上場する約4,000銘柄に投資をしており、時価総額ベースでほぼ100%カバーしています。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象銘柄で、運用管理費(信託報酬)も低コストです。

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米国株式市場全体に投資

楽天VTI月次レポート①
楽天VTI月次レポート②
楽天VTI信託報酬

 楽天VTIはCRSP USトータル・マーケット・インデックス(全米株価指数)に連動しています。米国上場株式のほぼ100%に相当する約4,000銘柄を時価総額通りにカバーしています。同じ株価指数に連動する米国ETFのバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に投資をする形を取っています。1月31日現在の月次レポートによると、ハイテク業種の割合が高いものの、おおむねバランスは取れています。組み入れ上位銘柄はアップル5.1%、マイクロソフト4.7%、アマゾン1.9%となっています。ただ、アルファベット(グーグル)は議決権あり、議決権なしの2種類の銘柄で上場しており、合算すると2.6%になるため実質的にはこちらが3位です。売買手数料無料で、信託報酬は年0.162%と格安です。2月27日現在で純資産総額は8,073億円です。設定以来分配金を出しておらず、ファンド内で再投資する形を取っています。国内配当課税が繰り延べられるため、効率的な複利運用ができます。

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運用の中軸候補の一つ

楽天VTI表紙

 楽天VTIは低コストかつ、時価総額加重平均型の主要株価指数に連動しています。純資産総額規模も十分にある上に右肩上がりで成長しています。文句なく、つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)、課税口座、そして新NISAで運用の中軸に据える有力な候補の一つになると思います。なお、個人的にはS&P500指数よりも全米株価指数の方が好みです。同じ信託報酬、同じ純資産総額規模だったならば、全米株価指数連動型を選びます。なお、S&P500指数は米国株式市場全体の80%を時価総額通りにカバーしています。全米株とS&P500の長期的な値動きは微差程度にしか変わりません。

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