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やはりつみたてNISA一択

NISAの抜本的拡充 株式投資の心構え
金融庁が2023年度税制改正要望に盛り込んだNISAの抜本的拡充(金融庁ホームページより)
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 こんにちは、楽天証券コラムサイト「トウシル」で、ファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子氏が「NISAのロールオーバーに区分変更、年内準備は大丈夫」という記事を出しました。少額投資非課税制度(NISA)で、一般NISAを選択したり、ジュニアNISAをしたりしている人にとって、とてもためになる記事だと思います。筆者はつみたてNISAを選択していますので、ロールオーバーや区分変更の手続きは不要です。一般NISAよりもつみたてNISAは年間投資金額は小さいものの、非課税期間が長く何よりも手間がかかりません。やはりつみたてNISA一択で、ごく一部の例外を除いてほとんどの人がつみたてNISAを差し置いて一般NISAを選択する合理的理由は見出せません。

※ジュニアNISAは20歳以下(2023年からは17歳以下)の未成年者が利用できます。運用管理者は未成年者の二親等以内の親族が担います。2024年以降新規購入ができません。

NISA
改正後の新一般NISA(左)とつみたてNISA。ただ、金融庁はこの改正を撤回しNISA拡充を要望している(令和2年度税制改正資料より)
NISAの抜本的拡充
金融庁が2023年度税制改正要望に盛り込んだNISAの抜本的拡充(金融庁ホームページより)

金融庁によるNISA拡充要望を扱った当ブログの記事です

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区分変更は10月から12月まで

NISAのロールオーバーに区分変更、年内準備は大丈夫? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
11月になりました。今回はNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)を利用している人が年内に確認しておきたいこと、忘れずにやっておきたいことについて解説します。現在、日本で利用できるのは成人(2022年1月1日時点で20歳以上。2023年か…

 一般NISAやジュニアNISAのロールオーバーや考え方については、リンク先にある竹川氏の記事をご参照ください。今回の記事では扱いません。2023年から一般NISAをつみたてNISAに区分変更したい場合、手続き期間は10月1日から12月31日までです。楽天証券を例に取ると、楽天証券にログイン後に「NISA・つみたてNISA(スマホ版はメニューの中にあります)」をクリックし、「管理・手続き(スマホ版は…を押した上でNISA・つみたてNISA申し込み状況を押す)」を選択して押した上で「NISA口座区分を変更する」のタブをクリックします。なお、一般NISAでロールオーバーを選択したまま取り消さなかったり、2023年1月分のクレジットカードや楽天キャッシュの積み立て分が一般NISAで決済されてしまったりしたら、つみたてNISAに区分変更ができなくなりますのでくれぐれもご注意ください。

竹川氏による「三つのNISA徹底活用術」はNISA制度を分かりやすく解説しています。今後、金融庁が求めるNISA拡充案が決まれば、改訂版が出されると期待されます。

レバナスのために一般NISAへの変更は厳禁

ブルベア金融庁注意
ブルベア金融庁注意②

 レバレッジ型NASDAQ100(レバナス)の投資信託や上場投資信託(ETF)をNISA口座で投資をするために、つみたてNISAから一般NISAへの区分変更を勧めている某レバナスインフルエンサーがいますが、絶対にやめた方がいいです。某インフルエンサーの煽り動画を妄信してしまい、レバナスをNISAで投資するためにつみたてNISAから一般NISAに切り替えたという交流サイト(SNS)での書き込みを昨年末に多く見かけました。事実ならばその結果、2022年に一般NISAでレバナスに投資をした人のNISA口座の成績は1月に一括投資した人ならば半値以下です。毎月積み立てならばもう少しましかもしせませんが、暴落を受けたレベルの運用成績には変わりません。確かに通常の全世界株インデックス型投資信託に比べて5年間で急激な上昇をするかもしれませんが、投資元本を取り返せず含み損で終わる可能性もかなり高いです。NISAで含み損を受けてしまった場合、実質的に増税ですので結構悲惨です。レバナスは爆発力がある一方、相当長期間の年月にわたり含み損の期間があると覚悟した方がいいと思います。リスクに対するリターンも見合わないと感じています。2024年から一旦導入が決まった新一般NISAにせよ、金融庁が要望しているつみたてNISAを基軸とする拡充NISAにせよ、レナナスなどの金融派生商品(デリバティブ)取引を駆使している投資信託やETFはNISAの投資対象から除外される方針が決まっています。金融庁はレバナスなどのデリバティブ投資信託やETFを長期の資産形成に不適切で、短期売買向けの商品として注意喚起の文書を出しています。レバナスに仮に投資するにしても、特定口座などの課税口座で遊びで保有する程度にとどめるのが賢明だと思います。

NISAでレバナスを保有することに警鐘を鳴らした当ブログの記事です。

楽天証券は低コストのつみたてNISA対象投資信託を多数扱っています。まず開設した証券口座の最有力候補の一つです。

 

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