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レバナスNISA!?

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ブルベア金融庁注意 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。レバレッジをかけたNASDAQ100指数に連動する投資信託(レバナス)を少額投資非課税制度(NISA)で保有しているという書き込みを会員制交流サイト(SNS)で見かけます。レバナスをNISAで保有するために、せっかくつみたてNISAで株式投資の基本に忠実な全世界株価指数などに連動する低コストインデックス型投資信託に投資をしていたのに、一般NISAに切り替えてレバナスに投資を切り替えてしまう人さえもいます。NISA口座でレバナスを持つのは、はっきり言って悪手以外の何物でもありません。

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レバナスのワナ

カモネギ
ブルベア金融庁注意②

 レバナスはNASDAQ100指数の日々の値動きに2倍連動します。2日目以降は2倍からずれます。右肩上がりの相場が続けば信じられない爆益を得ることができますが、下落が続いたり、上下を繰り返すボックス相場が続いたりすれば指数よりも大きく成績が劣後します。そしてボックス相場は長いです。指数が上下を繰り返してややプラスになる相場でもレバナスはマイナスになる可能性が高いです。ボックス相場が長期化すればするほど大きなマイナスになります。下落相場も地獄に変わりなく、直近高値から半値になるのは当たり前で、9割以上暴落することもざらです。毎月定額積み立てにすれば暴落時に多くの口数を買えるからいいじゃないかと主張し、レバナスに積み立て投資する「ツミレバ」戦略を提唱している人もいますが、この考え方にも大きな落とし穴があります。普通の指数が1~5割程度の下落の中、倍近く、あるいは倍以上下落しているレバナスに投資と保有を続けるのは相当精神力を必要とします。仮に自分が淡々と積み立て投資を続けられたとしても、多くの人はレバナスへの投資をやめると思います。そうするとファンドの純資産総額は大きく目減りする中、解約によって一層運用効率が下落します。運用会社にとって手数料を稼げなくなったレバナスの運用を続けるメリットがなくなってしまい、繰り上げ償還で強制的に運用が終了してしまう恐れがあります。そうなってしまえば、大きな含み損の中強制的に現金化されてしまい。莫大な損失が確定してしまいます。

NISAに全く不向き

ブルベア金融庁注意

 レバナスはNISAで運用する適正は全くありません。確かに非課税期間の5年間で上昇相場が続けば爆益を得られる可能性もあります。事実、直近10年はそういった相場でした。しかし、通常の指数よりも下落相場にもボックス相場にも著しく弱いです。レバナスは大きな下落をしてしまう可能性が十分にあります。NISAでの運用損は5年間の非課税期間終了後に時価で特定口座に払い出されます。特定口座ではNISAから払い出された時価が購入価格とみなされるため、その後プラスに転じたらたとえNISAに投資時から見て含み損だったとしても売却益が発生します。結果、税金の負担が重くなります。この話はどの投資対象でも同じことですが、レバナスが5年の運用で含み損になる確率は下落相場やボックス相場に著しく弱い特性上、通常の指数よりもはるかに高いです。金融庁は昨夏、レバナスを含めたレバレッジ・インバース型投資信託や上場投資信託(ETF)を長期投資に全く適していない短期売買向けの金融商品と警告しています。2024年に始まる新NISA制度でレバナスなどレバレッジ・インバース型投資信託は投資対象から除外される方針です。よってレバナスはロールオーバーもできません。つみたてNISAでは長期の資産形成に全く適していないとして、レバレッジ・インバース型投資信託は悪名高い毎月分配型投資信託とともに最初から除外されています。一般NISAやつみたてNISAは個人型確定拠出年金(iDeCo)とともに老後など長期を見据えて投資する口座です。基本失敗はできません。全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数などの低コストインデックス型投資信託に投資をするのが大原則です。

課税口座でならば絶対否定はしないが…

ETFと分配金 | 東証マネ部!
ETFには分配金が出る銘柄があります 株は配当を出します。E...

 NISAでレバナスに投資をするのは絶対にやめた方がいいと思いますが、特定口座などの課税口座で投資をするならば条件によっては否定はしません。さすがに、遊び程度でも絶対に投資してはいけない「絶対悪」の金融商品である毎月分配型投資信託(ETFは除く)とは違うと思います。相場を読み切ったと思った時に少額を短期売買するのはありだと思います。こういったガス抜き的に遊びで買うのに向いた商品です。レバナスがどういった特性なのか分かるきっかけになるかもしれません。ただ、レバナスはNISAや長期投資、積み立て投資といった言葉からは最も遠い存在の一つだということを忘れないことが大切だと思います。あと、配当や分配金が出ない指数先物に投資をしているレバナスは配当再投資による複利運用はできません。仮に指数先物のみに投資をしている投資信託から分配金が出ていたとしたら、元本を取り崩す「特別分配金」の疑いが極めて強いです。そんな投資信託は絶対に買ってはいけません。仮に指数先物のみに投資をするETFから分配金が出ていたら違法商品です。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。筆者は毎月分配型投資信託(ETFは除く)は売り手側の悪意が詰まった商品として全否定していますが、レバナスは否定まではしていません。ただ、長期投資やつみたて投資、NISAで投資をするのには全く向いていないとの立場です。

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