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インデックスファンド、残高倍増

インデックスファンド残高 株式投資の心構え
運用資産規模が大きいインデックスファンド一覧(2022年3月末現在、日経電子版より引用)
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 こんにちは、でんです。全世界株や全米株、S&P500、先進国株などの指数に連動するインデックスファンドの純資産総額は3月末時点で20兆円に上り、2年前から倍増しています。上場投資信託(ETF)分は除いた上での数値です。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)が浸透しつつある効果だとみられます。日経電子版で報じられました。

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つみたてNISAが後押し

インデックスファンド残高
運用資産規模が大きいインデックスファンド一覧(2022年3月末現在、日経電子版より引用)

 上位10ファンドは上の表の通りです。つみたてNISA対象が6ファンドと半数超を占めます。1位はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で、3月末現在で純資産総額が1兆円超を誇ります。2位が楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、3位がSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)、4位がeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)と続きます。6位が<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国)、8位がeMAXIS Slim 先進国株式インデックスです。ここまで記したファンドは全てつみたてNISA対象です。売買手数料無料かつ維持管理費(信託報酬)が極めて安いです。ファンドの規模も十分に大きく、右肩上がりで拡大しています。分配金を出さずにファンド内で配当金を再投資しているため、配当課税を繰り延べる形で効率的な複利運用をしています。この中からならば、どれを選んでもOKです。株式運用の主軸になり得ます。企業型確定拠出年金(DC)専用のファンドも三つ入っています。信託報酬が安いものはわずかながら分配金を出していたり、無分配型のものは少し信託報酬が高かったりします。ただ、企業型DCの限られた商品の中から運用していくならば、悪くない商品だとは思います。

日経電子版の該当リンクです。無料記事です。

インデックスファンド、残高20兆円迫る つみたてNISA追い風 - 日本経済新聞
特定の指数への連動を目指すインデックスファンドの運用資産が拡大している。ETF(上場投資信託)を除くインデックスファンドの純資産残高は3月末時点で合計20兆円に迫り、2年前から倍増した。運用資産規模のランキングをみると、首位は米株価指数に連...

ETF以外の毎月分配型投信、ダメ、絶対!

 残り一つの毎月分配型投資信託は手数料が高く、元本を取り崩す特別分配金(タコ足分配金)が発生しかねない問題商品です。たとえ低コストインデックスファンドだとしても、ETF以外の毎月分配型投資信託に投資する価値は全くありません。運用効率が著しく落ちたとしても構わない、どうしても分配金がほしいというならば①制度上タコ足分配が禁止されていて健全な形で分配金を得られるETFに投資する②無分配型の低コストインデックスファンドに投資をし必要分を売却する―とすればいいわけです。分配金がほしかったとしても、ETF以外の毎月分配型投資信託を買う必要は全くありません。買ってはいけないとさえ言えます。ちなみに、毎月分配型ETFへの投資はダメだとまでは言えませんが、個人的にいい投資先とまでは思えません。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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