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Z世代の「2割投資生活」と幸せ

株式投資の心構え
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 こんにちは、確定拠出年金に精通している1級DCプランナーでフィナンシャル・ウィズダム代表の山崎俊輔氏が「Z世代はいくら投資すべき?『2割投資生活』で目の前と未来の幸せを考える」と題した記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」に掲載しました。1日付日経朝刊に掲載された「給料の2割以上20代の36%投資」と題した記事を元に、山崎氏が結果を分析してZ世代にメッセージを送った内容です。年収の2割以上を積み立てし続ければ恐らく人生には困らないであろうとした上で「目の前の生活を無感動生活に陥らないように」と述べています。山崎氏の今回の記事はZ世代のみならず、多くの人にとって参考になる話だと思います。

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健全な取り組み

Z世代はいくら投資すべき?「2割投資生活」で目の前と未来の幸せを考える | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
日本経済新聞が行ったZ世代に関する調査で、彼らの投資意欲が旺盛であることが明らかになったとの記事がありました。「投資経験のある20代から60代」への調査、ということなので投資未経験者や投資理解のない人は対象外ということを念頭に置きつつも…

トウシルの該当記事

「Z世代」の3割超、給料の20%以上を株などに投資 将来に不安 個人投資家調査㊤ - 日本経済新聞
日本の個人投資家の意識が変わり始めた。今年から始まった新しい少額投資非課税制度(NISA)のほか、日経平均株価の最高値更新もあり、将来に向けて「順張り」で投資する動きが広がる。けん引役は「Z世代」を筆頭とする若年層だ。デジタル化の加速で投資...

日経電子版の該当記事

 詳しい記事の内容はトウシルの該当記事をご覧ください。1日付日経朝刊の統計記事も日経電子版(有料会員限定)でも読むことができます。日経の該当記事によると、投資経験がある人を対象に実施した調査で、給与などの定期的な収入のうちどの程度を資産運用に回しているかという問いに対し、20代の回答は「10%以上」が62%、「20%以上」が36%に達しました。さらに「50%以上」が7%もいました。田村氏は統計データに基づく大卒男性の生涯年収や期待リターンを記した上で、Z世代が入社から定年退職まで年収の2割を積み立てし続けたとすれば、人生に困ることはほとんどないだろうと述べています。投資するかしないかはともかく、数か月分の生活費になるような資産を早期に積み上げることが大切だと付言しています。さらに、全財産が激しく増減する覚悟があるならば、全額投資戦法でもよしとさえ言っています。ただし、リスク資産は一時的に数十%の値下がりはあり得ることを絶対に忘れてはいけないと強調し、自分のリスク許容度に合った投資計画を立てるべきとしています。

時には…

 山崎氏は、若いうちから収入の2割を投資するのは健全性が高い取り組みだとしていますが、一方でしばしば目の前の生活を無味乾燥なものとし、無感動なものにしかねないと指摘しています。収入などにもよりますが、日々の生活は相当ローコストになることを意識する必要があるといいます。「推し活」や旅行、本や漫画、グルメなどの自分が好きなことに対する出費ルールを作るのも一策さと例示しています。資格取得や本業、興味のある分野などの勉強にも時々予算を振り分けると、結果として年収アップ→投資額アップの好循環につながる可能性があると付言しています。浪費家かつ回り道ばかりしていた私自身の20代の頃を振り返ると、今の若い人は総じてしっかりしていると思います。収入の10%、20%を投資に回しているのは立派です。それでも、山崎氏が指摘している通り、時には自分が好きなことや勉強にお金を使って全然いいと思います。それと、若いうちの失敗、無駄なこと、回り道、時には浪費も自分の血肉になり、かけがえのない経験になりえます。20代での浪費、無駄、回り道は私自身にとっても可視化できないですがかけがえのない財産だと思っています。

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