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NISAで長期投資の時代へ

株式投資の心構え
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 あけましておめでとうございます。新年とともに、非課税運用期間が無期限化され、年間及び生涯投資上限が大きく拡充された少額投資非課税制度(NISA)がスタートしました。なお、NISAで買い付けや事前設定した投資信託の積み立て投資が約定するのは新年最初の営業日になる4日以降です。12月29日付日経朝刊19面のコラム「大機小機」で「動き出す長期投資の時代」と題した記事が掲載されました。2024年からのNISAを契機に、時間軸の長さを武器にした長期投資の普及に弾みがつきそうだと述べています。私もリスク許容度を守った上で、NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)を可能な限りフル活用して「長期、分散、低コスト」の原理原則に合った時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドに淡々と投資を続けていきたいと思っています。

NISA恒久化イメージ
NISAの抜本的拡充・恒久化イメージ(金融庁資料より引用)

【おことわり】2024年になったのを受け、当ブログは2023年までの表記である新少額投資非課税制度(新NISA)を「少額投資非課税制度(NISA)」と表記します。従来のNISAは「旧NISA」、つみたてNISAは「旧つみたてNISA」、一般NISAは「旧一般NISA」と記します。

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「長期、分散、低コスト」

動き出す長期投資の時代 - 日本経済新聞
年明けスタートの新しい少額投資非課税制度(NISA)は、お茶の間の話題に登場している。これまで証券投資に距離を置いていた多くの国民の考えも変化しつつある。特に若い世代は、老後の資産形成への関心が強い。加速する少子高齢化、人口減少の実感が増し...

日経電子版の該当記事(有料会員限定記事です)

 詳しい記事の内容は日経朝刊または日経電子版(有料会員限定記事)をご覧ください。記事では、証券投資は安く売って値上がりを待って売り抜けるという考えは根強いとした上で、老後に向けた投資戦略はこれらの投資手法とは別世界だと指摘しています。投資期間は30年、40年、あるいは50年以上であるとし、到達点は「水平線上」にあるとしています。目先の個別銘柄情報や市場動向に振り回されては、長期投資の道は見失うと訴えています。S&P500指数や時価総額加重平均型の全世界株価指数などの躍進の背景には「長期・分散・積み立て・低コスト」を投資方針とする旧つみたてNISA(現NISAつみたて枠に相当)の存在があると述べています。日本のインデックス投資の現状と個人投資家の今後の基本的な方向性を示した良記事だと思います。

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今年もよろしくお願いします

 2024年を迎えることができ、「NISA元年」がスタートしました。NISAや株式投資、投資信託に関しインターネットや交流サイト(SNS)、テレビ、新聞で色々な情報や発信があると思います。「NISAに乗り遅れるな」「NISA最速5年RTA(笑)」「NISAで爆益利確!」などといった煽りや焦りを誘発するような言説とは一線を画しています。リスク許容度の範囲内で「長期、分散、低コスト」を基本方針に、時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドや個人向け国債変動10年(変動10)に淡々と航路を守った投資を続けていくのを後押しするような記事を可能な限り記していきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

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