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2023年全世界株式、ピークの9割に回復

オルカン 株式投資の心構え
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 こんにちは、2023年の世界の株式時価総額は28日現在、米ドル換算で2021年11月につけたピーク120兆ドルの9割水準にまで回復しました。30日付日経朝刊1面トップで報じられました。日経によると、米国市場がけん引役になったとみています。市場は想定外に強かった米国経済とインフレ減速を受け、米景気の失速や中国経済などの不安要素はあるものの、2024年に緩やかな景気拡大が続くと見込んでいると紹介しています。来年の株価が上昇するのか、下落するのかは分かりません。仮に株価がドル換算で上昇したとしても、同時に2023年と反対に円高ドル安が到来すれば全世界株式などの上昇は抑えこまれます。株安と円高ドル安が同時進行すれば、株価下落は加速します。分からない将来に過度に楽観したり、悲観したりしても仕方がないので、リスク許容度の範囲内で「長期、分散、低コスト」を満たす全世界株式インデックスファンドと個人向け国債変動10年(変動10)に分散投資を続けていくことが大切だと思います。

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円換算では最高値圏

世界の2023年株式時価総額、ピークの9割に回復 楽観覆う世界株高 - 日本経済新聞
2023年は米欧同時利下げの足音がマネーを動かした。世界の株式時価総額は米国をけん引役に21年11月につけたピーク(120兆ドル)の9割水準まで回復した。市場は想定外に強かった米経済とインフレ減速を受けて、24年に緩やかな景気拡大が続くゴル...

日経電子版の該当リンク(有料会員限定記事です

 詳しい記事の内容は30日付日経朝刊を読むか、日経電子版(有料会員限定記事)をご覧ください。2023年は世界的な株高とともに、円安ドル高も同時進行しました。円換算の時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドにとって、追い風も追い風だらけの出来過ぎの一年といっても過言ではありません。この指数に連動する代表的な円換算商品であるeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)29日現在、1年間で30%を超える上昇率を記録し、史上最高値圏にあります。もちろん、来年もこの傾向が続くかもしれませんし、反対に株安円高の同時進行する「地獄モード」に見舞われるかもしれません。未来は分かりません。2024年から非課税期間が無期限化され、年間や生涯投資上限額が大幅に拡充される新少額投資非課税制度(新NISA)が始まりますが、新NISAの投資枠最速5年で埋める「RTA(笑)」に意識が行くあまり、リスク許容度を上回った投資をしてしまい株価急落や下落に耐えられなくなったら本末転倒です。新NISAの投資枠を埋めることよりも、自分のリスク許容度を見直し、適切な資産配分を守った投資を淡々と続けていくことの方がはるかに大切です。焦って新NISAの投資枠を埋めなくても、成長投資枠にしか投資をしないとか訳の分からない使い方をしなければ、みんな等しい生涯投資上限額があります。生涯投資上限枠は消えてなくなりません。

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