こんにちは、12日から16日のS&P500指数は前週終値比で4.77%安となり、1週間で5%近くの下落となりました。13日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を大きく上回り、インフレ高止まりと大幅利上げへの警戒感が高まったからとされています。20日から21日にかけて実施される米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75~1%の利上げが見込まれています。FOMCの結果次第で株価が一層下落するか反発するかは分かりません。しかし、今の株価変動は長期的には全くもって誤差レベルの違いなので気にしても仕方ないと思います。
長期では右肩上がりで成長
S&P500や全米、全世界、先進国の主要各株価指数は10年単位以上の長期では右肩上がりで成長しています。高値から時価総額の90%以上が吹き飛んだ世界恐慌、高値から半値以下になったリーマン・ショック、1カ月で30%超暴落した新型コロナショックといった歴史的大暴落を含んだ上での話です。市場の大暴落以外にも、二度の世界大戦や核戦争危機もありました。はっきり言って今年の株価下落は現時点では暴落でも何でもありません。長期的には株式を保有することで企業が価値を生み出して利益を得て、利益を元にさらに大きな価値を生み出していく成長の分け前に、株価値上がりや配当といった形であずかれます。投資方針と資産配分を守り、淡々と毎月積み立て(一括投資)を続けていくことが大切です。税制優遇制度の積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)は可能な限り活用していきたいです。
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