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株の最高の売り時

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。株式の最高の売り時はいつでしょうか。確かに下落相場直前の直近高値で売ることができたらいいかもしれません。しかし、相場の天井はプロの機関投資家でも事前に当てるのは極めて困難です。さらに、相場の底も当て、次の相場の天井を当て続けるとなると天文学的な確率と考えていいです。筆者は株の最高の売り時は、事前に読むことが事実上不可能なマーケットタイミングは無関係だと考えています。株式で運用している資産が人生で本当に必要になった時が、まごうことなき最高の売り時だと思っています。

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必要な時に使うために運用

 株式投資は他人と資産額を競うゲームでも、資産増加スピードを競うゲームでもありません。いずれ必要になった時に使うためにするものだと考えます。筆者自身は基本的に老後に備えるためと考えていますので、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)をフル活用して、時価総額加重平均型の全世界株などの低コストインデックス型投資信託に投資をしています。基本的には給与や生活防衛資金で対応する考えですが、緊急かつ人生で本当に必要になればインデックス型投資信託を相場環境と関係なく迷わず売るという方針を決めています。これまでに売却したのは現時点で一度だけで、少額で済みました。

課税口座が先

 株式を売却する順番は原則、特定口座など課税口座で運用している資産が先です。一定の年齢まで売却できないiDeCoは考慮対象外とすれば、つみたてNISA(一般NISAと読み替えても可)か課税口座の運用資産が選択肢になります。確かにつみたてNISA運用資産は売却益が非課税です。しかし、つみたてNISA運用資産は一度売却してしまったら、売却した分の非課税枠は二度と復活しません。保有し続ければ最長20年間非課税運用できた権利を放棄することになります。株式投資、特にインデックス投資の基本は可能な限り長期間運用することです。1年単位ではリターンがプラスマイナス数十%と大きくぶれがあります。一方で長期になればなるほど年平均リターンがプラス数%から十数%の範囲に収まり、マイナスになる可能性が低くなります。だから、つみたてNISAは可能な限り最後まで運用を続けるのが鉄則です。

それでも競争がしたいならば…

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。もし、仮に他人よりも資産額で勝つための競争をしたいのであれば、配当金は全て再投資して取り崩すのは何があっても厳禁です。分配金を出さずにファンド内で配当金を再投資している低コストかつ無分配型のインデックス型投資信託に常にフルインベストメントで投資をすることです。筆者個人は繰り返しになりますが投資は断じて他人との競争ではないと信念を持っています。仕事や試験勉強、スポーツでは闘争心や負けず嫌いの気持ちはプラスにもなり得ますが、株式投資ではマイナスにしかならない可能性が極めて高いと確信しています。はっきり言って株式投資に闘争心や負けず嫌いの気持ちは邪魔でしかないとさえ言えます。

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