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投信の配当再投資は効率的

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。米国株や全世界株のインデックス型投資信託に長期投資を続けていく上で配当金を再投資することが重要です。米国VTIや東証2558のような上場投資信託(ETF)は出た分配金を自分で再投資するので分かりやすいです。一方、多くの優良インデックス型投資信託は分配金を出しません。初心者の中にはこれらの投資信託が配当金再投資をしているのか不安になる人もいるかもしれません。事実筆者も誤解し、ETFの方がいいと思っていた時期がありました。しかし、安心してください。分配金を出さない優良インデックス型投資信託は配当金を分配金として出さないだけで、ファンド内で自動で再投資しています。しかも、ETFよりも効率的で有利な形で実践しています。

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配当金再投資の力

  • 長期では大きな差に
  • 下落相場でのアクセル
ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」より
チャールズ・エリス著「敗者のゲーム」より

 ここで配当金再投資の力を記します。長期になればなるほど配当金を再投資して得られる利益(トータルリターン)と値上がり益との差は大きくなります。米国の経済学博士ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」によると、1870年すぎに株式1000ドルに投資して得られた配当金を再投資し続けた場合、2000年代前半の総額は約800万ドルになっています。一方で配当金を再投資しなかった場合は25万ドル未満で、30倍以上の差がついています(インフレ調整後)。シーゲル氏は「1871年から2003年にかけ、株式の累積リターンの97%は配当再投資が生み出してきた。値上がり益が生み出した部分は3%にすぎない」と指摘しています。

 

 

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 配当金再投資は下落相場で力を発揮します。米国主要500社で構成されるS&P500指数は新型コロナショックで高値から30%以上、リーマンショックで高値から60%近く下落しました。世界恐慌では90%近くが吹き飛びました。安くなった株式を配当金で多く買い付けて株数を増やすことが、その後の上昇相場で強いアクセルとなります。米国の資産運用会社でらつ腕をふるったチャールズ・エリス氏は「敗者のゲーム」で「1930~1955年、そして1965~1985では、(引用者注:米国の)株価はほとんど上昇していないが、この間の配当再投資による資産増加は非常に大きい」としています。

インデックス投信のメリット

eMAXIS Slim S&P500目論見書①

 積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象になっているインデックス型投資信託は分配金を出さずに、ファンド内で配当金を自動で再投資しています。eMAXIS Slimシリーズや楽天・バンガードシリーズ、<購入・換金手数料なし>シリーズ、たわらノーロードシリーズなどが該当します。分配金が出ないことで、配当課税が繰り延べとなります。よってより多くの金額を再投資に回すことができます。加えて投資信託はファンド内でまとめて配当金を再投資します。個人投資家単位で再投資するETFに比べ、多くの割合の金額を効率よく再投資できます。個人で再投資するETFの場合、数千万~数億円規模にならないと、どうしても分配金の端数が出やすくなります。自分で足りない分を追加するか待機させるかしかありません。投資信託の場合、ファンドの規模が数十~数千億円になるのに加え、ETFよりも購入単位が小さいので端数は極めて小さくなります。よく「インデックス投資信託は暴落時に何もできない」と指摘する声を耳にしますが、認識が不足していると言わざるを得ません。暴落時には目には見えませんが、ファンド内で安くなった株式を再投資しています。

見える形での分配金も魅力

  • 投資信託、ETF双方にメリット
  • 分配金を出す投信は持たない
  • 毎月分配型投信は最悪
VTI

 配当金再投資の効率の観点から分配金を出さないインデックス型投資信託の方が有利だという話をしました。しかし、ETFから出される分配金には見える化される魅力があり、再投資するかそのまま使うかという選択権を得られるというメリットがある点は否定しません。筆者もインデックス型投資信託、ETFの両方を持っています。投資信託、ETFの両方にそれぞれ長所があるということです。一つ注意ですが投資信託で分配金を得ようという考えは大変危険で、やめるのを強く勧めます。ETFは制度上、配当・受取利息から支払利子や信託報酬などの費用を差し引いた額をもとに分配金を出しています。値上がり益を原資としたり、元本を取り崩したりする分配は制度上認められておらず、健全な形で分配金を得られます。一方で投資信託は値上がり益や元本を原資とする不健全な分配が認められています。元本を取り崩す「タコ足配当」が横行している毎月分配型投資信託といった最低で最悪な劣悪金融商品もあります。金融庁が名指しで指摘している問題商品です。こういった商品をつかまされないよう、注意してください。分配金の出る投資信託は持たない、分配金はETFから得るというのを徹底することを勧めます。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。米国株や全世界株のインデックス型投資信託やETFを長期で持ち続け、配当金再投資を続けて市場に生き残り続けたいです。

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