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株式投資も「人は人、自分は自分」

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。ツイッターで「金融資産1億円になりました!」「資産3,000万円になりました」「毎月40万円積み立てています」などの書き込みを目にすることがあります。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)、個人型確定拠出年金(iDeCo)で株式インデックス投資を始めたばかりの人の中には「自分が毎月積み立てている額はなんてちっぽけなんだ」と思っていまう人もいるかもしれません。しかし、他人をうらやんだり、ねたんだりしたところで毎月の積立額や金融資産は一切増えません。「人は人」「自分は自分」と割り切り、自分にできる範囲で淡々と続けていくことが大切です。

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つみたてNISA+iDeCoを満額できれば100点

 個人的には、つみたてNISAとiDeCoを限度額まで毎月積み立てできれば、一つの目安として十分だと思います。100点です。例えば、毎月つみたてNISA満額3万3,333円とiDeCo(一番拠出上限が小さい公務員や確定給付企業年金加入者)満額1万2,000円の計4万5,333円を低コストの全世界株インデックスファンドに20年間積み立てれば、年平均利回り5%で約1870万円になります。投資元本は1,080万円余です。預貯金や退職金を合わせれば一時話題になった老後2,000万円問題をクリアできます。30年間ならば約3,780万円で、投資元本は1,630万円余です。預貯金や退職金を考慮すれば多くの人にとって十分な老後資金になり得ます。年金はカテゴリーごとに満額、または満額に近い金額をもらえる前提での話です。ちなみに、全世界株や全米株、S&P500、先進国株の長期的な年平均リターンは5~7%とされています。

できる額から始める

NISA
iDeCoイラスト

 人によっては、いきなりつみたてNISA+iDeCoを限度額までできない人もいるかもしれません。それでも、できる額から始めることが大切です。給料など毎月の収入から生活費、余暇、ローンを差し引き、残った額を預貯金やつみたてNISA、iDeCoを活用した投資に回していくことを続けたいです。生活費を削減したり、許されるならばブログなどの自分でもできる副業をしたりして投資額を増やしていく努力が後々効いてきます。あらかじめ給料から一定額や比率を貯蓄用や投資用に最初から天引きしてしまう仕組みを作るのも有効です。天引後の残った額で生活するという習慣をつけてしまうのです。

ツイッターはぶっ飛んだ意見が目立つ

 最後に、ツイッターなどの交流サイト(SNS)はぶっ飛んだ意見が目立つ傾向にあります。冒頭の「金融資産1億円になりました!」「資産3,000万円になりました」「毎月40万円積み立てています」を成し遂げている人はそう多くありません。だから目立ちます。書き込みが事実ならば、収入が人より莫大か、徹底した倹約家かいずれかです。一部の強運者や天才を除きほとんどが、こうした水準に達すまでに長い間見えないところで人よりも勉強し、努力をしています。加えてツイッターのフォロワーが多い傾向にあるため、一層目につきやすいです。長期の資産形成は人と競争しているわけでは決してありません。自分のためです。「億り人」や「入金力強者」をうらやんだり、ねたんだりせず、自分ができることに集中するのが合理的です。さらに、重ねてきた努力を想像しリスペクトできるようになれば、一層いいと思います。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。筆者は努力を重ねてきた人、努力を始めた人、そしてこれから始めようとする人を尊敬しています。皆様と一緒に成長し資産形成をしていきたいと思っています。

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