スポンサーリンク

ペースを守った投資を

株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、でんです。2021年2月8日の米国市場は主要500社で構成するS&P500指数、大型ハイテク株100社でつくるNASDAQ100指数、米国を代表する30社によるダウ平均がいずれも史上最高値を更新しました。日本市場もバブル以来の高値を連日更新しています。日経平均が3万円の大台目前で、東証株価指数(TOPIX)は1900を超えています。しかし、相場が好調な時こそ、自分のリスク(価格のブレ幅)耐性を再確認し、ペースを守った投資を心掛けたいです。

スポンサーリンク

生活防衛資金の確保を

 株式投資をする大前提として生活防衛資金の確保を挙げます。当ブログでは生活費の2年以上を勧めています。東日本大震災で被災した経験が土台にあるからです。筆者が当時住んでいた地域では断水や停電が続きました。東北地方の沿岸部では避難生活が長期化しました。東京電力福島第一原発事故の影響で福島県の原発立地や周辺自治体では現在も続いています。国などからの補償金、賠償金はすぐにもらえる訳ではありません。当面の生活費として2年分の確保は必要と感じます。

銘柄分散

 特定の個別株に集中投資するのではなく、複数の銘柄に分散するのも大切です。仮に投資先の1社が倒産したとしても、他の銘柄でカバーできるようにすることです。個別株ならば10~20社程度の分散がいいと思います。10社未満は1社当たりの比重が大きすぎ、20社超は決算確認などの手間が相当大変だと感じます。インデックス型の投資信託や上場投資信託(ETF)ならば決算確認などの手間を省いた上で、数百社~数千社に分散投資できます。当ブログでは信託報酬年0.25%以下、売買手数料無料、純資産総額200億円以上で右肩上がりのS&P500指数や全米株価指数、全世界株価指数連動の投資信託を勧めています。例を挙げると、eMAXIS Slim 米国株式(SlimS&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、 eMAXIS Slim 全世界株式(Slim除く日本、Slimオールカントリー)などです。いずれも自信を持ってお勧めします。長期投資が大前提です。

株式以外にも分散

 株式以外にも分散することが大切です。国内債券や国内債券代わりの個人向け国債10年変動、インターネット銀行に置く待機資金にも分散投資しましょう。これらの低リスク、無リスク資産を確保することで暴落時に気持ちを落ち着かせることができます。加えて暴落時にリバランスを兼ねた株式を買い増す戦略も取れます。現状の低金利ですと、個人向け国債10年変動やネット銀行預金が現実的だと思います。ちなみに、海外債券は株価急落時にクッションの役割を果たしにくいので入れませんでした。株式市場が急落、暴落する時は歴史的に円高になる傾向が強いです。海外通貨建て資産は円高で価値が下がります。つまり、海外債券は株式市場の下落時にともに価格が下落する恐れがあるということです。

 このブログに来て頂き、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。リスク管理をしっかり取って株式市場に長期で残り続けたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました