こんにちは、株価が大きく変動すると株式投資に関するツイートが検索上位に来やすくなります。新型コロナショック真っただ中だった2020年3月を思い出すと、ツイッターの書き込みは連日株価の大幅下落や米国市場の取引中断(サーキット・ブレーカー)制度発動などが話題になっていました。交流サイト(SNS)を見るのが悪いことではありません。有益な書き込みもあります。しかし、次々と来る情報の雨霰で動揺しないようにするために、あえてSNSを意図的に見ない局面も必要だと思います。
悪影響が出たら本末転倒
株価の大幅下落時には、株式投資に批判的な書き込みや不安をあおる文言があふれる傾向にあります。分かっていてネタで書き込んでいる人も入れば、本気に不安になって発信しているひともいるでしょう。最近では新型コロナショック直撃時が顕著でした。「リーマン・ショックの再来だ。まだまだ下がる」なんていう人もいました。反対に2021年の強気相場では「S&P500指数は預金」なんて発言がでるほど、楽観的な書き込みが見受けられました。NASDAQ100先物に投資をする短期売買向けブル型投資信託「レバナス」に鼻息を荒くしている人さえいました。SNSを見て過度な不安や楽観に襲われ、投資方針と資産配分に不必要に変更したり、投資を止めてしまったりしたら本末転倒です。反対に必要以上にリスクを取り過ぎるのも危険極まりないです。感情が不安定になったら、落ち着くまでSNSからいったん距離を置くのも手だと思います。冷静に投資方針と資産配分、そもそも投資を始めた目的、全世界株や米国株、先進国株の長期リターンを見詰め直すのがいいと思います。歴史の批判に耐え、読み継がれてきた株式投資の名著、良書も力になります。このブログに来ていただき、最後まで来ていただき、ありがとうございます。ちなみに、SNSにはどんな時にも理性的で落ち着いた意見もあります。ただ、株式市場が極端な時は激しい意見を言う人の影に隠れがちかもしれません。
「ほったらかし投資術」(山崎元、水瀬ケンイチ共著)は日本人インデックス投資家のバイブルです。インデックス投資をする上での基本が余すことなく記されています。株式市場が荒れた時の心の持ち方や対象法の知恵が記されてます。
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