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不安定な相場が続きますが…

世界地図 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。新型コロナの変異種オミクロン株が発見されてから世界中の市場で株価が不安定になっています。加えて様々な情報に振り回され、株価が乱高下している印象です。短期売買をしている人はともかく、全世界株などのインデックスファンドの長期投資家はじっくりと腰を据えて毎日、毎週、毎月同じように投資を続けていけば何ら問題ありません。

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対応できる問題

世界地図

 オミクロン株は感染力が強く、モデルナのCEOは「(引用者注:モデルナの)ワクチンは従来型よりも効果がはるかに低い」と発言しています。世界の株式市場では感染の再拡大と世界経済への悪影響を懸念した売り注文が断続的に続いています。ただ、報道などによると、ファイザーのワクチンは新型コロナウイルスの将来の変異を想定した設計になっているとされています。仮にファイザーのワクチンもオミクロン株に効果が小さかったとしても、3カ月程度でオミクロン株に対応した修正版ができるのではないかとの見方があります。さらに完成が遅れたとしても、いずれは対応できる問題です。

航路を守って

敗者のゲーム長期
1980年から2008年の間、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響(チャールズ・エリス著 敗者のゲームより抜粋)

 全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数のインデックスファンドに長期投資している投資家は値動きや情報に右往左往する必要はありません。毎月決まった額を積み立て(あるいは一括)投資を続けて何ら問題ありません。オミクロン株の問題が早く解決しようが長引こうが、10年単位で考えれば大した問題にはならない可能性が高いです。SNSやテレビから流れる情報に不安になるぐらいならば、情報を遮断してもいいぐらいです。一時の感情で売却してしまったら、その後の上昇相場を取り逃してしまう可能性が高いと言わざるを得ません。株価が急上昇するタイミングはプロでも予測困難です。約30年間で1日の上昇率ベスト30日を逃しただけで年平均リターンが半減してしまうという検証結果もあります。

世界最大規模の資産運用会社バンガード社を創設したジョン・C・ボーグル氏の著書「航路を守れ」です。ボーグル氏は低コストのインデックスファンドを考案しました。米国上場投資信託(ETF)のバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)をはじめ、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)で低コストのインデックスファンドに投資ができるのはボーグル氏の功績と言っても過言ではありません。ボーグル氏がインデックスファンドを考案し、市場に定着させていくまでの苦労や努力が記された一冊です。ボーグル氏の意思を受け継ぎ、バンガード社の投資信託やETFは投資家目線に立って商品設計がされており、経費率が安く設定されています。ボーグル氏に感謝しかないです。

 

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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