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米長期金利上昇ですが…

eMAXIS Slim オールカントリー① 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。米国の10年国債利回り(米10年債利回り、米長期金利)が上昇しています。今年春から下落傾向でしたが、今月下旬から上昇に転じ1.5%近くにまで迫っています。米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ観測が強まったと報道されたためです。長期金利と株価は通常、シーソーのような関係です。長期金利の上昇は株式市場にとってマイナス要因です。株価収益率(PER=株価/1株当たりの純利益)の高いハイテク銘柄ほど下落率が大きくなる傾向があります。しかし、米国株や全世界株、先進国株といった広く分散されているインデックスファンドに長期投資している投資家は投資方針を変えなくて何ら問題ありません。

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インデックスファンドは「ガチホ」

eMAXIS Slim オールカントリー①

 米長期金利は9月21、22の両日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)以降、上昇を始めました。FOMCで量的緩和の縮小(テーパリング)を開始する意図が示されました。FRBのパウエル議長は「来年(引用者注:2022年)半ばまでにテーパリングを完了する」と明言しています。今年の晩秋から冬にかけてテーパリングが開始され、段階的に債券の買い圧力が減っていくとみられます。債券価格が下落する結果、債券利回り(金利)が上昇しやすくなるとみられます。短期的に見れば、テーパリングは株式市場にとって悪材料です。PERの高いハイテク銘柄ほど下落幅が大きくなるでしょう。しかし、米国株や全世界株、先進国株は世界恐慌やリーマンショックといった最悪な暴落、無数の調整相場とともに、株価回復期のテーパリングを何度も乗り越えて上昇しています。長期投資家は全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動するインデックスファンドを淡々と毎月積み立て(または一括投資)し続けて全く問題ありません。※個別株投資や短期投資、偏った業種への投資、レバレッジ・インバース投資、世界の時価総額に占める割合が小さい国・地域への投資には必ずしも当てはまりませんので注意してください。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。インデックスファンドへの長期投資家は株価下落や日々のニュース、会員制交流サイト(SNS)の不安をあおる書き込みに恐れる必要はありません。

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