指数算出会社MSCIは8月、2026年8月の指数レビュー結果を公表する予定です。構成銘柄の追加や削除などが発表され、変更は8月末の取引終了後に反映されます。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)はMSCI ACWIへの連動を目指しているため、こうした指数変更は最終的にオルカンの中身にも反映されます。MSCI ACWIは7月末時点で2,460銘柄、直近12カ月の指数回転率は3.21%です。ずっと同じ会社を永久保有しているわけではありません。
自動で入れ替えはありがたい

MSCI ACWIは、大型・中型株を中心に世界の投資可能な株式市場の約85%を時価総額ベースでカバーします。企業規模や浮動株比率、流動性などの基準に沿って指数が定期的に見直されるため、投資家自身が「次に伸びる企業はどこか」と探し続けなくても、条件を満たした企業が入り、条件を満たさなくなった企業は外れていきます。これもオルカンのありがたい点です。ただし、8月末にファンドが全銘柄を機械的に一斉売買する、というほど単純ではありません。運用会社は指数との連動性を保ちつつ、売買コストや市場への影響も考えながら実際の取引を行います。オルカンは「買ったら中身が固定される商品」ではなく、世界市場の変化に合わせて中身が更新され続ける商品です。個人投資家が銘柄入れ替えを追いかける必要はありません。そこまでファンド側がやってくれるからこそ、長期・分散・低コストで淡々と保有しやすいのだと思います。

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