株式や投資信託への投資で最も大切なのは、短期間で大きな利益を上げることではなく、無理のない形で長く続けることだと思います。相場が好調な時だけ強気になって投資額を増やし、下落すると怖くなって売ってしまえば、高値で買い、安値で手放すことになりかねません。人間の感情は、投資ではなかなか頼りにならない困った相棒です。まず、自分が受け入れられるリスクの範囲内で資産配分を決めることが重要です。リスク資産は「長期分散低コスト」に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド、無リスク資産は個人向け国債変動10年やMRF、普通預貯金などが分かりやすいと思います。
無理なく淡々と

投資額も、家計や生活を圧迫しない範囲で十分です。毎月数千円でも、余裕がない時は拠出額を減らしても、一時的に止めても構いません。生活防衛資金を削ったり、必要な支出を我慢したりしてまで続けるものではありません。無理をすれば、いずれ運用そのものが嫌になってしまいます。株価が上がる時もあれば、大きく下がる時もあります。どこで下げ止まり、いつ反発するかは誰にも分かりません。相場を予測するより、年に一度程度、資産配分を確認し、大きくずれていれば調整するだけで十分です。投資は短距離走ではありません。他人と入金額やリターンを競うゲームでもないです。自分の生活を守りながら、自分のペースで淡々と続ける。その積み重ねが、将来の安心や選択肢につながると思います。

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