資産運用で大切なのは、株価の先行きを当てることよりも、自分で決めた資産配分を守り続けることだと思います。株価が大きく上昇すると、もっと株式を増やしたくなるかもしれません。反対に、相場が急落すると、怖くなってリスク資産を売りたくなることもあります。しかし、その場の気分で資産配分を変えてしまえば、高値で買い増し、安値で手放す残念な結果になりかねません。まずは、自分がどの程度の値下がりまで受け入れられるかを考え、リスク資産と無リスク資産の割合を決めることが重要です。リスク資産は「長期分散低コスト」の条件に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド、無リスク資産は個人向け国債変動10年やMRF、普通預貯金などが分かりやすいと思います。
半値でも耐えられますか

例えば、株式が半値近くまで下落しても生活や気持ちに大きな支障が出ない割合に抑えておけば、厳しい相場でも運用を続けやすくなります。反対に、ここ数カ月程度の下落で不安になり、毎日のように口座を確認してしまうならば、リスク資産の割合が高すぎる可能性があります。資産配分は一度決めて終わりではありません。年に一度程度、時間に余裕がある時に確認し、大きくずれていれば元の割合に戻します。生活状況や収入、年齢、今後必要になるお金が変われば、想定する配分自体を見直しても問題ありません。相場は予測できませんが、自分の資産配分は管理できます。できないことに必死になるより、できることを淡々と続ける方が再現性があります。上昇相場でも下落相場でも慌てず、自分の航路を守って運用を続けていきたいです。

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