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早くも「成長投資枠戦略(笑)」PR効果?(苦笑)

投信積立2024年1月 株式投資の心構え
ウェルスアドバイザーより引用
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 こんにちは、ウェルスアドバイザー(旧モーニングスター)が毎月集計している大手インターネット証券会社3社の投資信託積み立て契約件数ランキング2023年12月版が公表されました。公開しているトップ10の11本うち6本は少額投資非課税制度(NISA)のつみたて枠(下級条件の成長投資枠も自動的に)対象のインデックスファンドです。いずれも、基軸となる時価総額加重平均型の全世界、全米、S&P500、先進国の各株価指数に連動しています。首位はeMAXIS Slim 米国株式、2位はオルカンと不動のワンツーですが、ポイントが20(1社平均6.66)、18(同6)と前月に比べそれぞれ8ポイント、10ポイント減少しました。インド株価指数連動型が2本、NASDAQ100指数連動型1本、NASDAQ100指数のうち大型ハイテク銘柄に絞り込んで投資する投資信託1本、特別分配金(元本原資の配当、タコ足配当、タコ足分配)上等で年4回分配金を出す日本高配当株式投資信託が1本です。NASDAQ100指数連動型はまだしも、他は揃いも揃って特定の業種や時価総額比で極めて小さい国の株式に集中投資する商品ばかりです。年4回分配の日本高配当株式投資信託に至っては、冷静に当たり前に考えれば運用の選択肢には「門前払い」「書類選考不合格」レベルで検討対象にすらならない商品です。ネット証券会社ですら早くも、つみたて枠は「インデックス投資で守りの運用」、成長投資枠は「攻めの運用(笑)」をささやき続ける「成長投資枠戦略(笑)」をPRし続ける売り手側の「努力(苦笑)」の効果が出てきているのかもしれません。

【おことわり】「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」を心からいい投資信託だと思い投資している人にとっては、今回の記事は気分を害すかもしれません。不快な気分になったとしたらあらかじめお詫び申し上げます。しかし、私自身の良心に誓って「低コスト以外ほめるところ(長所)が皆無のダメ投信」という見解に一切の揺らぎがなく、嘘偽りはないのでご了承ください。

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ランキングの決定方法

投信積立契約の人気銘柄が分散、市場環境の変化と「新NISA」スタートが影響か?=ネット証券の投信積立契約件数ランキング23年12月
投資信託を中心とし、株式、上場投資信託(ETF)、ニュース、動画(ビデオレポート)、レーティング、各種ランキング情報を提供し、資産運用に役立つポートフォリオや便利なツールが豊富です。

 ランキングは、定期的に月次投資信託積み立て契約件数トップ10を公表している楽天証券、SBI証券、マネックス証券の公開情報を元にウェルスアドバイザーが集計しています。各社ランキングの1位に10点、2位9点、3位8点…、10位1点とし、3社のランキング10位までのファンドの点数を出したているとのことです。満点で30点となります。いずれも、低コストインデックスファンドを多数扱っており、メーンで扱う証券会社に適切です。

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リスク許容度の範囲内で長期分散低コストが基本

投信積立2024年1月
ウェルスアドバイザーより引用

 NISAにせよ、個人型確定拠出年金(iDeCo)にせよ、課税口座にせよ、リスク許容度の範囲内で、「長期・分散・低コスト」を基本に置き、新NISAつみたて枠から純資産総額が大きく、指数との乖離(かいり)率が小さい時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドを選ぶのが多くの人にとっておおむねいいです。2位のオルカンは条件を全て高いレベルで満たす好例です。9位の楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天全世界株式)もほぼ全条件を満たし、4位のスリム先進国株式も大筋で条件をクリアしています。1位のスリム米国株式、4位の楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、9位のSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)は国や通貨建てでは1国だけですが、世界の時価総額に対するカバー度合いなどを考えれば、おおむね及第点と言えそうです。

特に悪い「タコ足上等」投信

 今回ランクインした中で、「論外」レベルのダメ商品と言わざるを得ないのが6位のSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)です。低コスト以外、いいところを全く見いだせません。まず、非上場投資信託で分配金が払い出されるのは百害あって一利なしです。諸経費を除いた配当や利子のみを分配原資とし健全な形で分配金を得られる東証インデックス型上場投資信託(ETF)と異なり、値上がり益や繰越分配対象額、元本を平気で原資として分配金を出してきます。毎月分配型は金融庁が長期の資産形成に極めて不適格だとしてNISAの投資対象から完全除外されていますが、運用会社や販売会社はその抜け道として隔月分配型や年4回分配型をNISAの成長投資枠対象にねじ込んできています。NISAとの相性は最悪です。分配金を受け取れば、運用効率は長期になればなるほど、利益が出ればでるほど落ちます。条件によっては、決定的かつ致命的な差が出る場合も多々あります。再投資すれば、再投資時にNISAの投資枠を消費してしまいます。これに対しつみたて枠対象の多くの王道インデックスファンドは分配金を出さずにファンド内で配当金や分配金を再投資し、効率的な複利運用を実現しています。しかも、ファンド内での再投資時に投資枠の消費は一切ありません。SBI日本高配当株式は投資対象も世界の時価総額に対し数%だけの日本株式に偏っており、さらに「高配当株式」に銘柄の特徴、属性も偏っています。2023年12月12日の設定以来1カ月足らずの5日現在で180億円を超える純資産総額を集めています。正直言って、理解できません(苦笑)

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