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NISA口座数、楽天とSBIに集中

つみたてNISAイメージ 株式投資の心構え
つみたてNISAのイメージ画像(日経電子版より引用)
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 こんにちは、ネット、対面の主要証券会社11社の少額投資非課税制度(NISA)口座は2024年1年間で約250万件増えました。そのうち7割が楽天、SBI証券のネット証券最大手2社に集中しました。2月13日付朝日新聞6面で報じました。朝日新聞によると、2024年末現在のNISA口座最多は楽天証券で約600万件、SBI証券が続き500万件を超えています。年間のNISA口座増加数は楽天証券が85万件、SBI証券が記事に具体的な記載がないですが、記事のグラフを見る限りではほぼ同程度とみられます。楽天証券、SBI証券ともにeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)などの「長期分散低コスト」を満たす超低コストのインデックスファンドを多数そろえ、各種手数料が無料だったり、極めて低コストだったりして人気を集めたとみています。

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将来顧客照準のネット、高齢富裕層狙いの対面

新NISA1年、楽天・SBIに集中 主要11証券増加口座の7割占める:朝日新聞
新NISA(少額投資非課税制度)が始まった昨年1年間で、主要証券11社のNISA口座が約250万件増えて、うち7割はネット系の楽天・SBI証券の2社に集中したことがわかった。金融界は投資ブームに沸く…

 詳しい記事の内容は該当日付の朝刊を読むか、上のリンクからご覧下さい(ネット記事は有料会員限定記事)。朝日新聞の報道によると、ネット証券がNISAに力を入れるのは将来の優良顧客を取り込むためとしています。クレジットカードを活用した積み立て投資が人気を集めているものの、1人の顧客から利益を得るまで10年単位の時間がかかるというネット証券関係者の声があるといいます。一方、対面証券はNISAで新規顧客開拓よりも、高齢の富裕層が多い既存客のNISA以外の取引で高い収益を狙う姿勢が鮮明になったと明かしています。ネット証券と対面証券のNISAに対する姿勢と営業戦略の違いは「まあ、そうなるだろうな」という感想です。個人的な意見を言えば、楽天証券やSBI証券、マネックス証券あたりにNISA口座を開設するのがいいと思います。なお、個人型確定拠出年金(iDeCo)はこれら3社に加えて松井証券も選択肢に加わります。

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