こんにちは、経済評論家山崎元氏が「新NISAで腹落ちできる『絶対的に正しい運用方法』 複数の投資信託は不要、『たった1本』で十分だ」と題した記事を18日付東洋経済オンラインに掲載しました。新少額投資非課税制度(新NISA)口座での正しい運用法は本来、あれこれ迷うものではなく決して難しくないシンプルなものと強調しています。制度の運用に関するポイントや考え方を紹介した上で、つみたて枠、成長投資枠に関係なく、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を買いたいだけ買い、じっと持ち続けるだけと結論付けています。結論に至るまでのポイント、考え方は多くの人にとって参考になり、新NISAでおおむね効率的な投資を続けていく上での支えになると思います。あと、山崎氏が色々分かった上であえて「絶対的に正しい運用方法」という言葉をタイトルに入れたところに、玉石混交といえる新NISAの解説記事や書籍、動画が大量に出ている中、読者に余計な迷いを与えたくないという気持ちが込められていると感じてなりません。
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運用に関する6つのポイント
東洋経済オンラインの該当記事(無料記事です)
詳しい記事の内容は該当のリンクからご覧ください。山崎氏は運用方法に関する新NISAの制度上の特色は①運用益非課税②年間投資枠360万円③生涯投資枠1,800万円④随時解約可能⑤投資枠復活⑥投資期間無期限-の6点を挙げています。新NISAの制度上の優位性を挙げた上で、NISAは「大きく、早く」使うのが原則としています。つみたて枠と成長投資枠は単なる入金ルールの違いにすぎないとし、ベストと思える同じ商品を買えばいいと語ります。ベストと思える商品がつみたて枠の選定商品にあると述べています。ずっと長く保有でき、平均投資有利の原則から広範囲の投資家の保有する投資の平均に近いものが有利と明かした上で、全世界の株式に時価総額のウエートに応じて平均的に投資できる運用管理費用の低い商品がいいと強調しています。これらの条件を満たすオルカンは運用管理費用が年0.05775%以下で、100万円を1年間運用するのに発生するコストは年間578円未満だと紹介しています。さらに、多くの書籍や雑誌で、つみたて枠と成長投資枠で別の商品を勧めたり、投資家の好みに応じて複数の商品を勧めたりしているのは、読者が迷うだけで決して親切でないと切り捨てています。「運用が分かっていないのか、金融機関に忖度(そんたく)しているのか」と「山元節」全開で踏み込んでいます。山崎氏の説明は極めて論理的かつ腹落ちできる内容です。心に刻みたいです。私が感じていたことまで、はっきりと切り込んでおり読後が心地いいです。
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