こんにちは、ウェルスアドバイザー(旧モーニングスター)が毎月集計している大手インターネット証券会社3社の投資信託積み立て契約件数ランキング2023年6月版が公表されました。トップ10のうち7本は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックスファンドで、時価総額加重平均型の全世界、全米、S&P500、先進国の各株価指数に連動しています。前回はeMAXIS Slim 米国株式(スリム米国株式)が単独首位に立ちましたが、今回はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が2カ月ぶりに首位タイとしました。いずれも、28ポイント(同9.33ポイント)です。3位以下を大きく離し、圧倒的な人気を集めています。
ランキング決定方法
ランキングは、定期的に月次投資信託積み立て契約件数トップ10を公表している楽天証券、SBI証券、マネックス証券の公開情報を元にウェルスアドバイザーが集計しています。各社ランキングの1位に10点、2位9点、3位8点…、10位1点とし、3社のランキング10位までのファンドの点数を出したているとのことです。満点で30点となります。いずれも、低コストインデックスファンドを多数扱っており、メーンで扱う証券会社に適切です。
全世界株、米国株インデックスが3本ずつ
積み立て契約件数トップ10は【表】の通りです。つみたてNISA対象商品では、全世界株は3本ランクインしました。オルカンに加え、7位に楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天全世界株)、eMAXIS Slim 全世界株式(スリム除く日本)がともに7ポイント(1社平均2.33ポイント)でした。時価総額加重平均型の全世界株インデックスファンドは基本かつ王道を地で行く株式投資信託です。米国株はS&P500が2本、全米株が1本の計3本、先進国株(除く日本)が1本でした。つみたてNISA対象以外は、低コストの国内債券インデックスファンド、インド株のインデックスファンド、低コスト「シーゲル投信」の一つとして知られる米国連続増配株インデックスファンドが入りました。
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