こんにちは、日本の10年物国債利回り（長期金利）が13日、一時0.545％と日銀が上限としている「0.5％程度」を大きく上回り（債券価格は下落し）ました。日銀は2022年12月に上限を「0.25％程度」から引き上げたばかりです。わずか１カ月足らずで早くも上限を突破しました。複数の国内外の新聞社や通信社が報じました。日銀は強烈な国債の売り圧力（長期金利上昇）に対応するため、同日に５兆円超の国債を買い付け、２日連続で１日当たりの過去最高額を超えました。２日間で買い付けた国債は10兆円にも上ります。17、18日の日銀金融政策決定会合で大規模金融緩和を見直す観測記事も出てきています。しかし、長期、分散、低コストを心掛けているインデックス投資家は冷静にリスク耐性を守った投資を続けて何も問題ないです。
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投資方針に変更なし
13日の米国市場でドル円は１ドル127円台を付けました。３カ月程度で20円以上円高ドル安に振れています。日銀金融政策決定会合の内容次第では、為替や株価、国債は大きく動く可能性があります。仮に大規模金融緩和を見直したり、さらなる利上げに踏み切ったりしたら基本的には円高、株安方向に動くと思います。その日銀会合結果ならば、確実に国債は金利上昇（債券価格下落）します。さらに、日銀会合前の観測記事や日銀人事で黒田東彦総裁の後継が誰になるかの予想記事でも市場が反応するかもしれません。しかし、日銀会合の結果やそれに伴うマーケットの動きは予測困難です。少なくとも私には分かりません。いずの日銀会合結果が出るにせよ、投資方針を変更するような話にはなり得ません。淡々と、積み立て型少額投資非課税制度（つみたてNISA）対象の低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株と個人向け国債変動10年をリスク耐性に応じて投資を続け、保有し続けるだけです。
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