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NISA口座の36.6%、2025年は買付ゼロ

NISA利用 株式投資の心構え
イメージはChatGPTで生成
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 金融庁が公表した2025年末のNISA利用状況調査によると、「2025年中の投資枠利用状況」の集計対象2,855万8,925口座のうち、1,044万6,488口座は年間買付額が0円でした。割合にすると36.6%で、およそ3口座に1口座です。さらに、年間買付額が0円超60万円以下だった口座は1,010万5,117口座で35.4%でした。両方を合わせると、年間買付額60万円以下は約72%になります。NISAでは年間360万円、生涯1,800万円という非課税枠ですが、実際には毎年満額近くまで投資している人ばかりではありません。ここで注意したいのは、2025年末時点のNISA口座数そのものは約2,820万口座で、今回の利用状況表の合計2,855万8,925口座とは一致しない点です。年中に取引した後、年末までに廃止された口座なども含まれるため、36.6%を計算するときは同じ表の合計を分母にする必要があります。統計は分母を変えるだけで、かなり別の生き物になります。また、「買付額0円=NISAを放置している」と断定するのも雑です。前年までに買った資産をそのまま保有している人、金融機関を変更した人、資金を使う必要があってその年は投資を見送った人など、事情はさまざまだと思います。

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無理せずに自分のペースで

NISA利用
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 個人的には、この数字から読み取るべきなのは「みんながNISA枠を必死に埋めているわけではない」ということです。NISAは入金額や非課税枠を埋める速さを競うゲームではありません。生活防衛資金や近い将来に使うお金を確保したうえで、余裕のある範囲で使えば十分です。投資するならば、「長期分散低コスト」に合致する時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドなどを、自分が受け入れられるリスクの範囲内で淡々と保有する。月数千円でも、年によって投資額が減っても構いません。大切なのは1年間にいくら入れたかではなく、無理せず長く続けられるかです。1,800万円を最短で埋めることより、自分の生活を守りながら投資を続けることの方が、はるかに重要だと思います。

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