「長期分散低コスト」に基づく時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドは国・地域、通貨、業種、銘柄分散が十分に効いています。おおむね世界の市場平均通りに投資できると考えてよく、その時々の勢いのある銘柄にも、割安とも思える銘柄にも時価総額に応じて保有できます。市場の状況を読まずに全て受け入れ、保有し続けるということは、自分が投資したくない銘柄も保有できるという特徴もあります。考えようには大きなメリットと考えます。
余す所なく得られる

自分で企業分析し、基本指標を調べ、企業決算を分析し続けて個別に銘柄を選定すると、せいぜい投資できて20~30銘柄程度です。どうしても、最後には好き嫌いが出てしまいます。どうしても投資するのが嫌で投資を避けた大型株式が大きく伸びて株価指数を強烈に牽引した場合、自分で銘柄を選定しているとその値上がり分は得られなくなります。私個人で言えば、もし個別株式投資家だったならば、テスラやソフトバンクグループ(SBG)あたりは真っ先に投資対象から除外していたでしょうから近年の大きな株価成長の恩恵は全く得られなかったと思います。インデックス投資家として投資したくない銘柄でも保有対象になっているのがこんな時ありがたいと感じてなりません。あと、急騰寸前に某大型石油メジャー株式を手放したことも思い出しました。自分の銘柄選定能力の低さはしょうがないと思っています(苦笑)

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