こんにちは、交流サイト(SNS)では少額投資非課税制度(NISA)の生涯投資枠を最速で埋めようとする「RTA(笑)」に挑んで、頼まれてもいないのに年末年始になるとRTA(笑)の成果をポストしている人たちがいます。確かに本人たちのリスク許容度の範囲内で、リスク資産と無リスク資産の配分を守っているならば合理的な投資手法である点に一切の異論はなく、皮肉でも何でもなく心より素晴らしいと思います。ただ、「あなたはどうですか」と比較や競争を煽ってくるような人はマウンティングをしたいか、悪徳商材を売りたいかのどちらかのケースが多いです。いずれにせよ、煽っている本人と周囲を不幸にするだけなので、即刻ミュートを推奨します。私個人の本心を言えば、子育てをしていて平均的な給与所得が一馬力の家庭ならば、個人型確定拠出年金(iDeCo)とNISAで、「長期分散低コスト」の原理原則に合う低コストインデックスファンドに一家で月5万円以上を積み立てているならば、全然立派だと思います。自信を持ってリスク許容度の範囲内で、リスク資産と無リスク資産の配分を守った投資を続けていきたいです。置かれている状況が違いすぎて、到底比較対象になりもしないRTA(笑)勢にペースを乱される必要は決してありません。
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30年で1,800万円→3,440万円
世界株式投資信託に月5万円を積み立て、年4%の利回りで運用すれば30年で累計投資額1,800万円に対し、資産は約3,440万円にまで増えると試算されています。あくまで一つの目安ですが、月5万円積み立てを30年続けるだけで、数年前に話題になった「老後2,000万円問題」程度の金額が公的年金以外に必要になったとしても、問題なく賄える金額になります。できる範囲でこつこつ続けるのが大きな成果を生みます。また、収入や突発的支出などで積み立て額を減らしても、収入と支出のバランスが改善した時に積み立て額を増やしてもいいと思います。置かれる状況はその時々で異なりますので、毎月定額に無理やりこだわる必要はないです。事実、私自身も収入や支出の状況によって、毎月の積み立て金額を時々増やしたり減らしたりとしています。相場状況を読んで変えるのは考えものですが(プロの投資家でも相場を読むのは極めて困難)、自分の経済状況で変えるのは何ら問題ありません。あと、生きていく上で大切なイベントがあり、まとまったお金が必要になったら、売るのをためらう必要は一切ありません。相場がどうなっているかは一切関係なく、人生にとって最高の売り時に何ら変わりません。
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