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なんちゃってファンド

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仮面 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。前回はインデックスファンドとアクティブファンドを比較しました。最後にインデックスファンド=善、アクティブファンド=悪と単純に言えないと書きました。そしてアクティブファンドの成功例として米国の投資の神様ウォーレン・バフェット氏とバークシャー・ハサウェイ社の例を挙げました。筆者は繰り返し、米国株や全世界株のインデックスファンドへの投資を勧めてきました。それなのに、今までと言っていることが違うじゃないかと感じた人もいるかもしれません。今回はインデックス、アクティブ両ファンドで問題の「なんちゃってファンド」を紹介します。インデックスファンド=善、アクティブファンド=悪とは言い切れないとした理由も記したいと思います。

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高い信託報酬のインデックスファンド

 米国S&P500指数や全世界株価指数、先進国株価指数、東証株価指数(TOPIX)といった主要株価指数に連動し、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象になっているインデックス投資信託の中にも信託報酬が年0.40%を超える投資信託があります。金融庁は、つみたてNISA対象インデックス投資信託の信託報酬の上限を国内資産対象(国内株など)は年0.5%、海外資産対象(外国株など)は年0.75%としています(いずれも税抜き)。つみたてNISA対象外になると、売買手数料がかかり、信託報酬が年1%のインデックス投資信託もあります。売買手数料ありで信託報酬年1%となれば、売買手数料無料で信託報酬が比較的安い(それでも年1%かかる)アクティブファンドとファンド維持の必要経費が変わらなくなります。売買手数料を加味すればむしろ高くなると言えます。はっきり言って、高い信託報酬のインデックスファンドは買う意味がありません。当ブログは主要株価指数に連動するインデックス投資信託の投資条件として①売買手数料無料②信託報酬年0.25%以下③純資産残高200億円以上で右肩上がり④分配金を出していないーを示します。この条件で調べれば、167本(2020年12月23日現在)あるつみたてNISA対象のインデックス投資信託からも相当絞り込めます。そこから米国株価指数や全世界株価指数など投資したい株価指数を決め、投資対象候補の投資信託を決めます。候補の投資信託が対象株価指数の値動き(ベンチマーク)と大きくずれていないかなどを確認すればいいと思います。

隠れインデックスファンド

 アクティブファンドを名乗りながら実質的な運用はインデックスファンドと変わらない運用をしている投資信託も問題です。こうした投資信託は、ただ信託報酬が高いだけの「隠れインデックスファンド」にすぎません。アクティブファンドに投資する人は割高な信託報酬を払ってでも、株価指数にとらわれない運用を求めています。独自の運用を求める投資家のニーズにも全く答えておらず、投資する価値はありません。「隠れインデックスファンド」を除外する指標として「アクティブ・シェア」があります。投資信託が保有している銘柄や割合が対象株価指数とどれだけ異なるかを示す指標です。0%ならば対象株価指数と全く同じ組み入れ銘柄・比率であり、インデックスファンドと変わりません。100%ならば対象株価指数と重複していないという意味です。つまり、アクティブ・シェアが高いほど独自に運用しており、アクティブ度が高いということです。一般にアクティブ・シェアが60%未満だと「隠れインデックスファンド」とみなされます。簡単な方法としてはアクティブファンドが保有している上位10銘柄と対象株価指数を比較するやり方があります。同じような会社が並んでいれば「隠れインデックスファンド」の可能性があります。ファンドの保有銘柄は目論見書や月次レポート、運用報告書で確認できます。ちなみに、筆者はアクティブファンドへの投資はお勧めしない立場であり、自分でも投資していません。

 以下に売買手数料無料、信託報酬年0.15%以下、純資産残高200億円以上、分配金を出していないS&P500指数、全世界株価指数(日本除く)、先進国株価指数(日本除く)に連動するインデックス型投資信託の月次レポート、交付目論見書、交付運用報告書を示します。

eMAXIS Slim S&P500
eMAXIS Slim S&P500の月次レポート(三菱UFJ国際投信より)
eMAXIS Slim 除く日本
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の交付目論見書(三菱UFJ国際投信より)
たわらノーロード先進国株式
たわらノーロード先進国株式の交付運用報告書(アセットマネジメントOneより)

 今回は高い信託報酬のインデックスファンドと隠れインデックスファンドを取り上げました。高い信託報酬のインデックスファンドと売買手数料無料で長期投資を目的としているアクティブファンドならばどちらがいいかは一概に言えないと思います(筆者ならば両方投資しませんが…)。しかし、売買手数料無料で信託報酬が安い米国株や全世界株のインデックスファンドならば今回取り上げたような問題を気にすることなく、落ち着いて淡々と長期投資ができます。このブログに来ていただき、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 ※隠れインデックスファンドやアクティブ・シェアは竹川美奈子氏の「はじめての『投資信託』入門」を参考にしました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

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