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オルカン、今は割高!?

オルカン資産配分 株式投資の心構え
オルカン資産配分
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 こんにちは、2023年以降、世界的に株高かつ円安ドル高が進行し、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)などの全世界株式は史上最高値圏にあります。円換算でみると、より一層明確に感じます。15日付日経電子版に「新NISAで人気の『オルカン』円高進行ならば資産減か」と題した記事が掲載されました。「日経の良心」として知られる日経編集委員で証券アナリストの田村正之氏の署名記事です。田村氏は、オルカンが通貨分散されており、長期的には海外株式の現地通貨ベースでの上昇率の方が為替変動よりも大きい傾向にある点を指摘しています。その上で現時点での相場が割高かどうかが長期的な運用成績に与える影響は大きくないと明かしています。多くの人に読んでいただき、急激な株価や為替変動時に何度も読み返したい記事だと思います。「長期、分散、低コスト」の大原則を守り、リスク資産と無リスク資産の配分を守り、リスク許容度の範囲内でオルカンに投資し、保有し続けていきたいです。

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長期の運用成績に現時点の株価水準は…

新NISAで人気の「オルカン」 円高進行なら資産減か お金を殖やすツボとドツボ(73) 編集委員 田村正之 - 日本経済新聞
ハナ 新しいNISA(少額投資非課税制度)で一番人気の投資信託は三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。オルカンの投資先のうち日本は約6%で、米国6割など全体の94%は海外株。今は1ドル...

日経電子版の該当記事リンク(有料会員限定記事です)

 詳しい記事の内容は日経電子版でご覧ください(有料会員限定記事)。楽天証券に口座を開設し、取引アプリ「iSPEED」をダウンロードすれば、「日経テレコン」でも読むことができます。田村氏は、リーマン・ショック時に急激な株安と円高のダブルパンチとなり、5カ月で半値になった事例を紹介。「そのまま持ち続けていたら4年半後には下落前の水準に回復し、その後も上昇が続いた」と述べています。1987年から2012年までに40%程度円高ドル安になったのにも関わらず、同じ期間の全世界株価指数は円換算で3.4倍(年平均5%上昇)になったと明かしています。ファイナンシャルプランナー(FP)でウェルスペント代表取締役の横田健一氏による全世界株価指数の長期的リターンと運用を始めた株価水準の関係の検証結果を紹介しています。横田氏が楽天証券コラムサイト「トウシル」に寄稿した記事でもこの検証結果を示しており、当ブログでも横田氏の検証結果を取り上げています。長期の運用成績に、今の株価水準はだいたい誤差だと思います。リスク許容度の範囲で投資し、リスク資産と無リスク資産の配分をどう決めるかの方が長期のリターンに決定的な結果を与えます。

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