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金や銀の国内ETFに大幅乖離

株式投資の心構え
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 こんにちは、金や銀の市場価格が上昇傾向にある中、金や銀の国内上場投資信託(ETF)の取引値(市場価格)が裏付けとなる現物の金や銀の価格よりも大幅に割高で取引されています。東証が17日、投資家に注意喚起し、20日付日経朝刊が報じました。東証や日経の報道によると、金のETFは東証が注意喚起時で10%、銀のETFは25%程度割高になっています。主要株価指数連動の投資信託やETFではなかなか考えられないレベルの乖離率で、怖くて触れません。

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取引高急増、追いつかず

金投資ブーム、現物ETF価格にひずみ 東証が注意喚起 - 日本経済新聞
国内外で盛り上がる金の投資ブームが余波を生み出している。東京証券取引所は17日、金や銀の現物価格に連動する上場投資信託(ETF)の取引で投資家に異例の注意喚起を促した。中東情勢の緊迫化などで騰勢を強める金価格に着目した資金がETFに流入して...

日経電子版の該当記事(有料記事限定です)

「純金上場信託(現物国内保管型)、純銀上場信託(現物国内保管型)」に関する注意喚起 | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

東証の該当ページ

 日経によると、東証が指摘したのは三菱UFJ信託銀行が運用する純金上場信託(1540)、純銀上場信託(1542)です。いずれも倉庫で保管する金や銀の現物を裏付けに発行されています。一定量以上保有すると、一定単位で現物に交換できます。買い注文が急増し、市場価格と裏付け資産の価格差を可能な限り小さくすることを目指す金融機関による「マーケット・メイク」が追い付かずETF価格を抑えられなかったためとしています。1540の通常の一日当たり取引高は10~20万口ですが、4月以降は連日で30万口を超える水準で推移しています。16日は115万口と通常の10倍に膨らみました。なお、三菱UFJ信託銀行は数年先を見据えて国内倉庫の在庫規模を2.5倍程度確保するめどを立てたとのことです。1540はかつて少額保有していました。お金が必要になり、売却していました。1540にせよ、1542にせよとにかく可能な限り適正かつフェアな価格で取引されるのを願うばかりです。

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