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上昇相場で利確は?

オルカン資産配分 株式投資の心構え
オルカン資産配分
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こんにちは、旧積み立て型少額投資非課税制度(旧つみたてNISA)時代やそれ以前から「長期、分散、低コスト」の原則のもと、時価総額加重平均型の全世界株式、先進国株式、全米株式、S&P500指数インデックスファンドに投資をしている人は相当程度の含み益が出ていると思います。非課税期間が無期限化され、年間や生涯投資上限額が大幅拡充されたNISAが始まった今年からでも、昨今の好調な株式市場や円安ドル高が進む為替市場を受けて利益が出ている人が多いと思います。「一度利確すべきか」「買い増すか」など株式市場のタイミングを読んだ機動的な取引をしたくなっている人もいるかもしれません。ファイナンシャルプランナー(FP)の横田健一氏が楽天証券コラムサイト「トウシル」で、株式市場に居続ける重要性をデータを用いて記しています。

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全世界株式のベスト上昇日を逃すと…

NISAでの長期投資、上昇相場で売っていい? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
旧つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の頃から長期積立投資に取り組んでいる人はもちろん、2024年からの新NISAをきっかけに始めた人まで、足元の上昇相場により、含み益になっている人が多いのではないでしょうか。 こういった状況…

 詳しい記事の内容は該当のリンクをご覧ください。もちろん、近く住宅ローンの頭金にしたり、ご子息の進学費用に充てたりするなど人生でまとまったお金が必要なのを理由とした売却をする場合は、当然別です。株式市場に関係なく、今が最高の売り時に他なりません。必要な時に必要分を売却すれば済む話です。私自身もそうしてきました。あと資産配分を確認した上で、当初想定した資産配分と大きなずれが発生したため配分調整(リバランス)する場合も話は別です。運用をしていくうえですごく大切で欠かせない作業です。話を戻すと、横田氏は大きな含み益を得ている状況でも、売却したり買い増したりと何か特別なことをする必要はないと述べています。全世界株式やそれに類したインデックスファンドよりもいい運用先を探すのは至難の業だとしています。全世界株価指数で代表的なMSCI ACWIに2003年1月に1万円投資をした場合、20年後には5万7,888円になったと明かしています。年率リターンは9.2%でした。20年間約5,000日の営業日のうち、上昇率ベスト10日を逃すと2万7,224円となり、年5.1%にまで激減します。20日逃すと1万7,046円と年2.7%とさらに下がります。30日逃すと1万1,609円で年0.7%とほぼプラスリターンがなくなりました。40日逃すと8,129円と元本割れし、年マイナス1.0%になってしまいました。可能な限り、市場に居続けることがいかに割に合い、相対的に合理性があるかうかがえます。

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