こんにちは、運用管理費(信託報酬)が国内最低水準で安い時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン)の純資産総額が4月に入り1,000億円を突破しました。昨年10月下旬に運用を開始して以来、わずか5カ月余りで大台を超えました。今年年初の純資産総額は200億円余りでしたので、3カ月程度で800億円程度増えました。少額投資非課税制度(NISA)の投資対象として人気になっているのに加え、楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)の提示商品に採用されたのが大きいとみられます。
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オルカンに匹敵する低コスト(誤差レベルの違いしかなくどちらも超低コスト)
らくカンの運用管理費(信託報酬)は年0.0561%と国内投資信託ではトップクラスの安さです。極めて誤差レベルとはいえ、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の年0.05775%を下回ります。なお、総経費率(実質コスト)は推測ですが、運用実績が長く、指数への連動度合いを高く保っているオルカンが当面が優位に立つのではないかとみられます。また、運用初年度は実質コストが上振れやすい傾向にあります。らくカンの連動する指数はオルカンと同じ、MSCI ACWIです。世界の時価総額の85%をカバーし、時価総額の比率通りに各銘柄の保有を目指します。国・地域別比率では米国が6割、米国を含み日本を除く先進国が8割5分、新興国が1割、日本が5分程度です。おそらくは配当金を分配せずにファンド内で再投資し、効率的な複利運用を実現するとみられます。NISAつみたて投資枠、成長投資枠両方で対象です。
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