こんにちは、確定拠出年金(DC)プランナー1級を保有しDCや個人型確定拠出年金(iDeCo)、新少額投資非課税制度(新NISA)に精通している山崎俊輔氏が「新NISA『毎月10万円積み立て』にこだわる必要なし!」と題した記事を楽天証券コラムサイト「トウシル」に掲載しました。新NISAに月10万円積み立て設定できなくても焦る必要は全くなく、自分にできる範囲で新NISAのつみたて枠に投資を続けていくことが大切と訴えています。全面的に同意です。新NISAの年間や生涯投資上限額を最速で埋める「RTA(笑)」にこだわり、リスク許容度を上回った投資をしてしまった結果、株価下落や急落、暴落に不安になって投げ売りしたり、新NISAへの投資を止めてしまったりしたら本末転倒極まりないです。リスク許容度の範囲内で、焦らずに淡々と投資を続けていくことが大切です。
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SNSに惑わされず、リスク許容度の範囲内で!
詳しい記事の内容はトウシルの該当記事リンクからご覧ください。もちろん、リスク許容度の範囲内で、かつ余剰資金があるならば、新NISAに「早く」「大きく」使うのが合理的である点は一切否定しません。新NISAの合理的な利用法は山崎経済評論家山崎元氏や投信ブロガー水瀬ケンイチ氏が指摘している通り「大きく」「早く」「長く」「シンプルに」使うことです(なお、山崎元、水瀬両氏ともに「リスク許容度の範囲内であることが大前提」と口を酸っぱくして強調しています)。山崎俊輔氏もこの点は一億も承知の上で、あえて「焦らず、身の丈の合った投資が大切」と主張しています。なお、今回の該当記事では「むしろそれ(引用者注:つみたて枠の毎月上限の10万円=年120万円)以上を目指してもかまいません。最大で年360万円の入金を目指してもいいでしょう」としています。しかし、山崎俊輔氏は交流サイト(SNS)や投資ブログ界隈で「月10万円設定しました」「毎月10万円オルカン一択」などとにぎやかに書き込まれているのを見かけて、必ずしも個人投資家全員が毎月10万円を積み立てできるわけはないと思わず考えてしまったと述べています。その上で「別に10万円の積み立て設定をしなくてもいい」としています。新NISAで投資するリスク資産と預貯金などの安全資産のバランスを取って、積み立て投資を続けていけばいいと訴えています。自分自身の家計を見直し、毎月どれぐらい入金が可能か考え、無理をする必要はないと強調しています。
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