スポンサーリンク

eMAXIS Slim 全米株式、成長投資枠対象に

eMAXIS Slim 全米株式 株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、三菱UFJ国際投信(三菱AM)が15日に運用を開始したeMAXIS Slim 全米株式は2024年から始まる新少額投資非課税制度(新NISA)の成長投資枠対象に組み入れられました。ただし、他のeMAXIS Slimの株式インデックスファンドとは異なり、つみたて枠では投資対象外です。現行のつみたてNISAでも投資対象になっていません。恐らく、連動する指数「MSCI USA インベスタブル・マーケット」がつみたてNISA投資対象指数になっていないからだとみられます。しかし、極めて低コストである点や米国株式市場を時価総額ベースで99%カバーする時価総額加重平均型のインデックスファンドである点、現物の個別株式で運用する点を考慮すれば、いい商品だと思います。

楽天証券広告

 

SBI証券広告

 

スポンサーリンク

成長投資枠限定投信ではかなり優秀

eMAIXS Slim 全米株式
eMAXIS Slim 全米株式

 eMAXIS Slim 全米株式は売買手数料無料で、信託財産留保額はかかりません。信託報酬は年0.09372%以内で、純資産総額が一定以上になれば段階的に安くなります。純資産総額は19日現在20億円です。他のeMAXIS Slimの投資信託同様、恐らく分配金を出さずに、配当金をファンド内で再投資し効率的な複利運用をしていくとみられます。中・小型株式をカバーしている分、S&P500指数の組み入れ銘柄よりも2,000銘柄強多いですが、時価総額ベースで考えればほとんど変わりません。運用初期は指数から乖離(かいり)が起こりやすく、隠れコストがかさんで総経費率が上振れする可能性が高いです。純資産総額規模が一定以上になり、運用状況を一定期間見極めてから投資しても、全然遅くないと思います。なお、つみたて枠で扱いがなく、成長投資枠でのみ投資対象になっている投資信託の中では、運用初期である点などを差し引いた上で申せば、かなり優秀な投資先になりそうだと申し添えます。それでも、当ブログは一貫して、つみたて枠も、成長投資枠も同じ低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンド1本に投資した方がシンプルかつ合理的であるという立場です。eMAXIS Slim シリーズで言うならば(ていうか全投資信託でも)、新NISAで投資対象とする1本の最有力候補はオルカンが該当します。

アマゾン広告

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました